「レモン市場」「評価ポイントの違い」 | けいきちゃんのブログ

🌸「レモン市場」で考えるフェイクニュース問題

メディアは不確かなものであふれかえっている
 ☆「レモン市場」経済用語(「質の悪い中古車」をレモンと呼ぶ)

 *質が悪い中古車が多く販売されている市場

 *レモン市場は、世界的に問題になっている

 ☆フェイクニュースも「質の悪い中古車」当てはまる
 ☆インターネットが普及していなかったマスコミ時代

 *新聞やテレビの発信するニュースを多くの人が

 *「たいていは信用できる」と捉えていた

 *当時だってインチキな記事や誤報はたくさんあったはず

 *ネットがなかった頃はそういう誤報は人々のあいだで

 *あまり共有されていなかった

 ☆多くの人が「新聞・テレビはまあ正しいだろう」と思っていれば
 *新聞・テレビという市場の信頼度は維持することができていた

 *レモン市場にならずにすんでいた
 ☆インターネットが普及し、ブログやSNSの手助けによって

 *専門家が自力で情報を発信できるようになる

 *みんなが漠然と信じていた新聞・テレビの報道が

 *あやしく不確かなものであることが明らかにされてしまう
 ☆ネット自体にも、あやしい陰謀論やデマがあふれかえるようになる

 *新聞・テレビにネットも含んだメディアの全体

 *不確かなものであふれかえっていることがわかってしまった
 ☆メディアが、レモン市場なのだということが暴かれてしまった

 *だれもメディアのことを信じられなくなってしまう

 

評価基準の違いで食い違う二つの事実
 ☆フェイクニュースがあふれかえったことで

 *「ニュースそのものを皆が信じなくなる」ことが指摘されている

 *何が正しく何が間違っているのかを個人では判断できないから

 ☆メディアの世界では

 *何がフェイクで何がフェイクでないのか、はっきりしないことが多い
 *評価の基準がずれていて、「事実かどうか」が明白ではない場合がある

 ☆「評価基準のズレ」の問題

 ☆福島第一原発事故の「甲状腺がん多発」のニユースにも当てはまる

 *福島県が県内の子どもたちに甲状腺がんの検査実施したところ

 *3百人近い子どもたちからがんが見つかったという事実のニュース
 *ニュースとして流れたあと、多くの医師や研究者からは批判の声が出た

 *甲状腺がんの発見率は福島と他の県をくらべても変わらず

 *「過剰診断だった」という指摘が出た

 *手術不要ながんまでをも見つけてしまって

 *子どもやその親に余計な不安を与えてしまう問題が起きている

 ☆「甲状腺がんが多発している」のは事実

 ☆「多発は過剰検査で発見してしまったからだ」も事実である

 *事実が食い違うのは、「何が問題」という評価規準がずれているから

 *「がんが多発しているのはたいへんだ」という評価基準なのか

 *「健康被害は起きているのかどうか」という評価基準なのか

 ☆メディア空間には、何が正しいのか

 *誰れも判断できないような情報が増えてきている

 

正しさを見抜く実践方法
 ☆情報の正しさを見抜く完璧なな方法はない

 ☆「ある程度は確実と言える方法」はある

 *専門家を群れで観察する方法である

 ☆ある程度正しさを見抜く方法

 *以下の三原則をもとに、ツイッターのリストをつくる

 *ベースとなる原則は次の三つ
 *①専門家は専門家同士でつながっている
 *②他の専門家へのリスペクトを持っている
 *③専門家は公式な専門用語をきちんと使う
 ☆「スタート地点」のアカウントを決める
 *①自分で、著書などから「信頼できる」と感じている専門家のアカウント
 *②公的な研究機関などのアカウントや、その分野で権威のあるメディア

 ☆「現役の研究者」「現役の職員」にしておいたほうがいい

 *まれに権威ある機関を引退した人

 *陰謀論者などに「闇落ち」してしまうケースが起きるから

                      (敬称略)
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⛳出典、『「神話」解体』

 

 

 「レモン市場」「評価ポイントの違い」
(ネットより画像引用)