日産はルノーと同等の立場を求めるがマクロンは”財布”を手放さない
☆仏自動車産業研究所所長コメントする
*フランスは、ルノーの安定確保が最優先課題
*フランスは、ゴーン氏から3社連合の経営統合戦略を受け継げる指導者を見出す必要性がある
☆フランスは今、日産に逃げられたら大きなダメージになる
☆フランス人は国際機関を含め、あらゆる場面で主導権を握りたがる
☆マネジメントスタイルが最も中央集権的といわれるフランス側が主導権を手放すことはない
ルノーに衝撃与えたゴーン氏の逮捕
☆ルノーと日産自動車のアライアンスは20年目を迎える
*これほど長期間にわたるグローバルなアライアンスは珍しい
☆約20年前、死に体の日産との資本提携に踏み切ったルノー
*当時の会長は、「千載一遇のチャンス」と言った
*赤字に転落したルノーは、フランス国内でも大規模なリストラをしたばかり
*リストラ計画を断行したのが、当時の同社副社長ゴーン氏
☆日産は資本提携が始まった時期
*フランス政府がルノーの15%の株を持つ意味を、深くは理解していなかった
*フランスは、株を所有する元国営企業に対して何かと干渉してくる
日産は仏政府の財布になった
☆日産は資本提携でルノーから約8千億円の資金を得て大リストラを敢行した
*8千億円の資金の出所の大半はフランス政府(フランス人の税金)
☆日産は完済し、借金完済後は、ルノーにとって日産はドル箱になっている
☆ルノーは、18年3月期、単純計算で約1千億円の配当を受け取った
*日産とルノーの力関係は変わっていない
☆マクロン政権にとってドル箱の日産
*日産の主導権を手放す選択肢はなく、フランス側に取り入れたいところ
*30年間のフランス国民の最大の関心事は失業問題
*ルノーでの失敗は許されない
フランスゴーン氏超える後任に難航する
☆ゴーン氏の後の日産次期会長、フランス政府にしても最重要テーマだ
☆アライアンス維持では3社は同意している
*借金も完済し、業績でルノーを上回る日産がルノーと同等の立場を求めている
*フランス政府は応じる可能性は少ない
☆マクロン氏サイドがゴーン氏のような人材を探すのも非常に難しい
*ゴーン氏は、アメリカでのビジネス経験も豊富
*ルノーにとってもフランス政府にとっても、多文化企業をマネジメントできる貴董な人材
☆ゴーン氏は、自らの能力から生まれた富と名声、家族に溺れていった
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS1月号』
日産はルノーと同等の立場を求めるがマクロンは”財布”を手放さない
(『THEMIS1月号』記事より画像引用)