こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

 

前回の記事はこちら。

 

 

委員会活動で、地域の人と触れ合い、少しずつでも笑顔が増えていく状況に、心が満たされていく感覚がありました。

学校でも、普段であれば気にならない、小さなことにも目を向けられるようになり、自然に感謝の気持ちも生まれてきました。

 

 

・いつも声をかけてくれる教頭先生いい人

・体調悪い時に気にかけてくれる保健室の先生は優しい

・わからないことも教えてくれる担任の先生は偉大

・学校の周りを綺麗にしてくれている用務員さん素敵

・一緒に遊んでくれる友達の存在は大きい

・交換日記をしてくれて、嬉しい

 

 

毎日目に触れていたことではあったけれど、当たり前だと思っていた日常。その中にこんなにも大切なことが詰まっていることを実感していました。

 

「ありがとう」「よかった」「嬉しいです」

 

前からも、理由はわからないけど、『一緒にいて安心するんだよね』『心強い存在なんだ』『頼りになる』と言われて、机の周りに友達が集まってくる、休憩時間がなくなるような日々でしたが、この言葉を使うようになってからは、ますます周りに人だかりができるようになっていきました。

 

 

”お願いだから、自由にさせてくれ〜”

 

と逃げたこともあります。

一人の時間に、休憩時間のことを思い出しては、ほっこりする、温かい気持ちになっていきました。

 

 

あれだけ、人との関係がうまくいかなかったのに、少しずつだけど、みんなの輪の中に入れるようになった気がしました。

いや、本当は輪の中に入っていたんです。自分から壁を作っていたんですね。

それに気がつくことができたのは、大きな収穫でした。

 

 

 

 

壁を取り払おうと、向かった先は、体育館でした。

一度退部したミニバスに改めて、入ろうと思ったのです。

 

 

顧問の先生からは『今更何のよう?あなたの居場所はないんだよ。』と以前と同じ言葉を言われました。

心の中がささくれ立ちましたが、それでも、「またみんなとバスケやりたいです」と伝えることができました。

 

”退部せずに続けていたらつけてあげたのに・・・”と言われたエースナンバー4番は、他の同級生がつけていました。

でも、エースナンバーが欲しかったわけじゃありません。

今までとは違う自分を手に入れたかった、ただそれだけでした。

 

 

もらったユニフォームは6番。6番をもらえる資格はないと思っていましたが、この番号をくれたのには、意味があると思って、一生懸命頑張ることにしました。

もともと、持久力がなく、走るのも遅くって、運動には向いていないと思っていました。

久しぶりの部活動も、さらに体力がなくなっていて、大変でしたが、気持ちを切り替えて、楽しくやることを意識していきました。

 

 

次回、わたしの世界観63〜小学校高学年4 からかわれた部活動での日々〜に続きます。