それでは最後にスナップショット編です。
◆銭形砂絵
観音寺町にある巨大砂絵です。
東西122m、南北90m、一周345mの
銭形砂絵「寛永通宝」です。
実際に真円で作ってしまうと
斜め上から見た時、
縦長に見えてしまうため、
縦を短くした楕円の砂絵に
なっています。
時代劇「銭形平次」のオープニングに
使われていたとのことですが、
さすがに古く、勝之進の記憶にも
ありません。
下は「通」の字のアップ写真ですが、
かなりの高さがありそうで。調べたら
2メートルくらいの深さがあるそうです。
言い伝えでは、1633年に、地元民が
丸亀藩主・生駒高俊公を歓迎するために、
一夜で作ったとされています。
またしても生駒高俊公が出てきました。
真説だとしたら高俊公が22歳の時です。
これを見て真面目に喜ぶ藩主がいるとは
思えないのですが、愚公・高俊公なら
喜ぶかもしれませんね。
ただ、寛永通宝は1636年以降の鋳造なので、
恐らく、後世の作り話と思われます。
そもそも、土木事業のサイズとして
1日では決して作れませんしね。
◆丸亀市・青ノ山
山頂からの展望台が素晴らしいというので
日暮れ時に行って見たものの、
駐車場から登ったら「山頂」についてしまい、
古墳の石を見て戻ってきました。
展望台への道をもっと
わかりやすく表示して欲しかったです。
がっかりスポットになってしまいました。
◆瀬戸大橋
瀬戸大橋もライトアップされておらず、
東京の橋を見慣れている勝之進には
寂しく映りました。
ちゃんと照らして欲しいです。。。
◆丸亀団扇(うちわ)
丸亀城でお土産に買ってきた
バラバラだった台をボンドで接着し、
さらに彫刻刀で手前に台に穴を掘って
二本差しにしたものです。
奥の水色の1本は、2019年度
香川県産品コンクールの最優秀賞を
取った「そよ風うちわ」で、
伝統工芸士・三谷順子さんの作品です。
よく見ると、団扇の竹を縦に4つにわけ、
1,3番目を「後ろ側」、
2,4番目を「手前」にして
割いて作ってあり、細かい細工に驚きます。
手前の1本も三谷さんの作品で
「おいり団扇」というかわいい
デザインです。
ご本人とお話しできましたが、
後継者がいないと嘆いておられました。
◆借りたレンタカー、レボーグ。
ウインカーの仕様がイマイチでしたが
24000キロぐらい走ったエンジンは
回転が良く快適でした。
黒も精悍ですね。
◆最後は、丸亀城天守で締めます。
今回の旅行で、無事、
現存12天守閣制覇を果たし、
様々な香川県を堪能いたしました。
楽しかったです。
これにて、讃岐の歴史名所探訪の旅を、
一旦、中締めとさせていただきます。
ご愛読、ありがとうございました。
(了)
夏休みの旅行も考えないと。。。勝之進