唐津から雲仙温泉へ向かう熱い旅(1)~イカを求めて1000キロ~ | 凝り性 勝之進のこだわり日記

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★Livin' On A Prayer★Once upon a time Not so long ago・・・ 
 

8月6日から8日にかけて、
二泊三日で、九州に行って来ました。

依然として、コロナ感染者数は
高水準が続いていますが、
空港は家族連れと観光客で
結構混んでいました。

今回も、ピンポイントでマニアックな
目的を達成するためのプランを立て、

順にクリアしながら巡ってきましたので、
その様子を10回に分けて書いて行きます。

一部には、マイナス体験も
ありましたので、このブログに書いて、
吐き出してしまおうと思います。

それでは、年に一度の夏休みの旅行記の
始まりです。

今回も、基本的には時系列で
書いて行きます。

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まずは、8月6日、羽田9時5分発の
JAL309便で福岡空港に向かいました。
 
機体は、一度乗って見たかった
ボーイング787。

最新の機体は、いろんな所が進化しておリ、
特に、窓が上下稼働式のシェードではなく、
電子シェードになっているのには驚きました。

今回の旅行の最終目的地は、
雲仙普賢岳の山麓にある雲仙温泉
なのですが、

一番近い長崎空港ではなく、
あえて福岡から入った理由は、
イカを食べたかったからです。

東京から福岡まで1100キロ以上の
空の旅を経て、レンタカーを借り、
一路、呼子・唐津方面へ向かいました。

馬力の足りないレンタカー・ヤリスを
飛ばして唐津に着いたのは、
ちょうど1時ごろでした。

入ったお店は、前もって調べておいた
「玄洋」というお店です。

九州でイカと言えば呼子なのですが、
下調べしたところ、近年、呼子は
観光客で混雑が激しく、夏休みになると、
かなり待たされる可能性が高く、

人気店では、午前中でイカが売り切れて
しまう店もある、との情報もありました。

唐津から呼子まで40分以上かけて行き、
観光客で混雑する中、
待たされたうえで食べるより、

手前の唐津の名店で、ゆっくり食べようと
思ったわけです。

呼子に行くことは目的ではなく、
新鮮なイカを食べることが目的ですからね。

ただ、呼子で水揚げしたイカは、
呼子の近くで食べないと、
新鮮な状態では口にできません。

というのも、イカは、とても繊細で、
環境変化に弱く、運ぶのがとても
大変な魚だからです。

イカは高温にも低温にも弱く、
体温約36度の人間が手でつかむと
やけどして死んでしまうことも
あるそうです。
 
イカの「あっち!」という声が
聞こえてきそうです。
 
また、生簀に入れても、ストレスで
3日くらいしか生きられないそうで、
釣ったら、呼子の海水に入れたまま、
触らずに店まで運ばなくてはならず、
なかなか手がかかります。

そうやって、大切に運んだイカの
活造りがこちらです。



この、透明なイカを食べに、
はるばるやってきたわけで、
 
運ばれてきた時は、思わず
「おーっ」と声が出ました。

味は、新鮮なイカ本来の
「あまい」食感で、
やわらかい中にもコリコリとした
歯ごたえがあり、文句なしの
美味しさでした。

赤と透明のネオンサインのように
色が変わったり、脚がぴくぴく、
にゅるにゅる動くのを観察しながら
ゆっくりと味わいました。
 
更に、今いただいたイカの脚(げそ)を
てんぷらにしてくれるのですが、
これがまた柔らかくて、
非常に美味しかったです。
日本酒が飲めないのが残念でした。
 
玄洋は、イカ以外の食事もレベルが高く、
店内も広く綺麗で活気があり、
とてもいい雰囲気でした。
 
勝之進が帰る頃にも
続々とお客さんが入ってきて、
なかなかの繁盛ぶりでした。
 
1階の予約ができない店だけど、
待たずに入れてよかったです。

ごちそうさまでした。
美味しかったです。
 
   まずは、幸先の良いスタートです。。。勝之進
 
(続く)