ブログ引っ越しました!(2014/05/25)
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初心者向けのマウスピース。トランペットビギナーはこれから選べ!
【動画紹介】バック7Cに代わる初心者向けマウスピースはこれだ!
前にバックの7Cについて
書きました。
その続きとでもいいましょうか。
先日、日本にBob Reeves氏が来日されました。半世紀近くにわたりマウスピースを制作しているクラフトマンです。
彼の工房はハリウッドにあるので、いわゆるハリウッド映画のBGMを演奏するスタジオミュージシャンの多くは、このボブ・リーブスのマウスピースないしは調整した物を使用していると言われています。
という訳で質問してみました。
初心者、特に成長途中の小中高生におすすめのマウスピースは何でしょうか?
「10-1/2Cだね。サイズ(内径)が良いし、浅めだから。」
7Cはどうでしょうか?
「7Cは深いからね、子供には深すぎる・・・リムもシャープだし。」
「10-1/2Cは浅め、7Cは深い、3Cになるとまた浅くなるね。」
ありがとうございました。
正確な訳ではありませんが・・・。
ある意味分かりきった答えではあったかもしれませんが、名工が言うからこそ、でしょうか。
エリック宮城さんのブラステクニックガイドにも10-1/2Cと書かれていましたし、氏もこのマウスピースが最初だったと書かれていましたね。
鵜呑みにしないよう注意ですが、判断基準が無ければぜひおススメしたいです。
リムの大きなマウスピースですとどうしても太い音、大きな音が出るので先生は使わせようとしますが・・・吹きにくかったら正直に言いましょう!
最後に同行されていたスタッフのJohnさんはこう付けくわえました。
「バックのよりBobのクラシカルシリーズの10-1/2C
が良いけどね!」
クラシカルシリーズの10-1/2Cは今年の10、11月には発売されるとか・・・来年の新入生に渡すマウスピースはこれで決まりですね、先輩、先生?
前回の日記
の続きです。(間が開いてすいません・・・!)
前回以上に長文です。
前回は「母校の吹奏楽部に存在する凝り固まった良くない体質を改善するにはどうすれば良いのか・・・」という悩みに対して、「良くない体質を治そう!!根性論に勝とう!」という考えを「楽しく練習しよう!」に置き換えて考えよう、と言いました。
今回は自分で気付けてない答えについて書きます。なるべく私から答えを言わないで自分で気付いてもらう様に話したので長いですが・・・その途中の気付きについても書きます。
ちなみに、前回の日記を見て「自分で答え言ってるじゃん!」と気付いた方もいたと思います。私も会話中に気付きましたが、悩んでる本人から出たのは「トランペット奏者になって認めさせてからじゃないと無理」という答えでした。自己否定っておそろしい・・・
toku:ちなみに、さっきの答え分かったかな?自分で答え言ってたけど・・・「楽しもう!」って言った後にもう一言付け加えれば・・・
M君:「楽しんでうまくなろう」とかですか?
それももちろんOK!さっき基礎練って言ってたよね?
「楽しんで基礎練習をしよう」
「そして、上級生になった時活躍している自分を想像させてあげる!」
素晴らしいね!
「基礎練習でじっくり上手くなると上級生になった時楽しいんだよって」教えてあげればいいですね!!
どう楽しいのかな?
いろいろな音楽を表現できたり吹けたり、自分の吹きたい曲が吹けるようになります。今、彼らは曲を吹きたいという欲求は強いので。
それが、もっと自由になって楽しくなるんですね。今はムリに曲を吹いて楽しんでますが、それが、いつか楽にたくさん吹けて楽しめるんですね!!
「吹きたい曲が吹けるようになるために」アレクサンダーの基本の考えは「やりたい事をするために~」だよね
はい!先輩とかに足りないから努力しろって言われても自己否定しないで、曲を吹けるようになるために基礎練習をして。そしてら曲が吹けるようになって楽しくなるんだよって言っておきます(*^^*)
さっきのM君は「楽しく基礎練しなきゃいけない」って気持ちがあったかもしれないね。
たしかにその通りかもしれません。それは普段の自分の練習においてもいえますね!!
(じつはまだこの時点では「自分で言った答え」は出てきてないのですが、色々な事に気付き、新たな答えを出し始めています。)
昔いじめられていて、その時からピアノとか音楽に触れ合うことが僕の生きがいに変わりました。それ以来周りからも認められて幸せになりました、音楽を楽しんだんです。
ピアノや音楽、トランペットが恋人でも友達でもあったみたいです!
なんか、今すごく意識が変わりました!!ありがとうございます(*^^*)
今、昔の自分と今の自分が繋がった事に気付けたね~
(意識は変わりましたが、昔の事を思い出して戻ったとでも言うのでしょうかね)
あ、なるほど!!僕はさっきまで、周りに追いつかなきゃ、入院中のブランクを・・・ってずっと思ってましたけど、昔みたいに楽しんでやってるだけでいいんですよね。
そうすれば、周りにも次第に認められていった様に、音楽の道でも生きていけるのかもしれないですね!ありがとうございます、凄く楽しくなりました!
また自分で気付けたね!
いや、tokuさんに気付かされました。
本当に??
ほんとです。アレクサンダーって自分で気づかせることを誘導しますね。それはすごく嬉しいです。自分一人で気づくような内容ではないです、tokuさんのエネルギーが僕の意識を変えてくれました!
トランペットが友達とかそんな言葉一言もいってないよ?
いえ、なんていうか一つ二つと気づかせてもらった事で、そこから僕の中で回転が起こった感じで、、連続して「気付くという事は何か」がわかった感じでした。
たしかに最後は僕の気づきでしたが、きっかけはtokuさんだと思います!ありがとうございます!
ほら、自分の気付きじゃん!(笑)確かにきっかけは作ったかもね
まあ、確かにそうですね笑
でも、こんな感じでアレクサンダーテクニークのレッスン受けて、いずれは自分で気づくことができるようにスキルがつくんですかね?
つきますよ、心身ともにね。
つけたいです!そして、今少しついた気がします、ほんの少しですけど!
良かった!
そうだ、さっきの話に戻るけど 「楽しく基礎練しよう」いい事だよね。じゃあ楽しくなかったら?
うーん、楽しくなかったら楽しい時にくらべて効率が悪くなると思います。
効率が悪いとどんな気持ちになる?
あー!じれったくなって下手したらスランプとかになります。それに上達したという感覚がないのにただ機械みたいに基礎練習してても、それはほとんど労働に近くなりますね。とても楽しくなくなります、悪循環ですね。
楽しくないのに基礎練したい?下手になるのに?
いいえ、楽しくなかったらしたくないです。そーゆー時は・・・あ!!
じゃー後輩にそうとも教えてあげてみては?
僕は曲を吹けって言ったことは、あながち間違いでもなかったのかもしれないですね…>_<…!楽しくなれない時はやりたいことをやって楽しくなればいいですよね。
曲吹いたらって言って曲吹かせたんだよね?その子達どうだった?演奏とかも
それはもちろん楽しそうでした。基礎練習してる時より音は確実によくなったと信じています。ただ、ウォーミングアップからやるとやはり調子はくずれますが・・・。
でも、それでも、僕は上達できると信じています。僕も一時期アレクサンダーに出会ってからほとんど基礎しないで曲練したこともありましたが、調子もいいし高い音もあたるし楽しかったです。
基礎練してるより音が良くなったならそれでいいよね!
ですよね!ただ、僕の考えに賛同する人が少ないのです。みんな古いのです、先生も顧問も。
どうすればいいかねー笑
僕は先生が嫌いです、というより先生の人間性は好きでも先生に叩きこまれた教育法が嫌いなのです。
なるほどね、じゃとりあえず嫌いな事は考えないでおこう。
はい!先生の事なんか忘れて、これからは僕がいい先生になろうと思います。
その通り!!
先生は好きなんですけどね、優しいですし。
(なーんだ笑)
人として好きならそれでOK。結果は自分で吹いてればついて来ると思いますよ、後輩達もね。
はい!
でも、本来の日本の義務教育が大嫌いです。勉強も効率悪いし、あんなんしてて頭よくなるのかなって思います。
嫌いな事は考えない笑
はい笑
今、見てなくても身体固まってるな~って思ったよ笑
笑笑
はい、たしかに背中のあたりがふんばってました。あ~、僕はよく義務教育の悪い所を親に語っています(笑)その時のなにかしらの不快感はこれでしたね(笑笑)やめます(笑)すごく重要なことですね!!やめます!!(笑)やめられてよかったです。
(笑い過ぎ!!でもアレクサンダーやると凄く心が晴れるので実際こうなります笑。もしくは嬉しくて自然と涙が出てしまう方もいます。)
今M君がやったのは観察→抑制だね
わお!(笑)こうやってまなんでいくのですね、楽しすぎます(*^^*)
観察して気づく、やっていた事を止める、次にやるのは再選択
はい!
楽しいよ笑
再選択。では、親に話すのは僕が今日した練習とか楽器、音楽の事で楽しかったことにします!
いいね!
または、この音楽が良いって言います、CDききながら。その方がわくわくしますね(*^^*)
もしまた不満を言いそうになったら「頭を動けるようにして、身体全部もうごけるようにして、楽しかった事を話そう」ってやるといいかも
はい!!なるほど!ここで頭!大切ですね(*^^*)
アレクサンダーは何にでも使えるからね!
はい、もう最先端の最高のメソッドですねあらゆる分野において。
と、会話はまだ続きますがこんな感じです。
・・・・面白いでしょうか?(笑)
私としては会話中にM君がどんどん気付いていくのを見てとても面白いなーと思い、M君も頭の中でどんどん新しい事に気付いていくのを感じ取れて新鮮な気持ちになったのではないかと思っています。
最初に「楽しく基礎練習」という答えを自分で出すと、次は昔を思い出し意識がかなり変わりました。ここからどんどん気付いていって次々に自分なりの答えを出していってます。
ここまでくれば自分が行った事が間違いでなかった事に自信を持って気付けたと言えますし、義務教育のくだりではすぐ気付いてくれました。
一度「こうだ!」と考えてしまうと、なかなかそのクセが抜けません。身体の使い方にしてもそうです。安直に答えを出す、闇雲に何かをするよりは、自分を観察して、そして気付いてみると、新しい選択肢が見えてくるのではないかと思います。
そして肝心の答えですが
後輩は基礎練をしなくてもいいんだと誤解してしまいましたが、そうではなく「本当にやりたい事を、楽しい事をやる」と伝えれば良いのですね。
「それを自分で言ってたんだよ!」とは言いませんでしたが、最後は気付いて自分で再度答えを出してくれたので良かったです。
次は・・・後日談。
将来アレクサンダー・テクニークの先生になったらM君のところへレッスンに行くという話と、「後輩達に明日すぐにでも関わりに行ける」について書きます。
きっかけはtokuさんだと思います。
いいですね←
前回以上に長文です。
前回は「母校の吹奏楽部に存在する凝り固まった良くない体質を改善するにはどうすれば良いのか・・・」という悩みに対して、「良くない体質を治そう!!根性論に勝とう!」という考えを「楽しく練習しよう!」に置き換えて考えよう、と言いました。
今回は自分で気付けてない答えについて書きます。なるべく私から答えを言わないで自分で気付いてもらう様に話したので長いですが・・・その途中の気付きについても書きます。
ちなみに、前回の日記を見て「自分で答え言ってるじゃん!」と気付いた方もいたと思います。私も会話中に気付きましたが、悩んでる本人から出たのは「トランペット奏者になって認めさせてからじゃないと無理」という答えでした。自己否定っておそろしい・・・
toku:ちなみに、さっきの答え分かったかな?自分で答え言ってたけど・・・「楽しもう!」って言った後にもう一言付け加えれば・・・
M君:「楽しんでうまくなろう」とかですか?
それももちろんOK!さっき基礎練って言ってたよね?
「楽しんで基礎練習をしよう」
「そして、上級生になった時活躍している自分を想像させてあげる!」
素晴らしいね!
「基礎練習でじっくり上手くなると上級生になった時楽しいんだよって」教えてあげればいいですね!!
どう楽しいのかな?
いろいろな音楽を表現できたり吹けたり、自分の吹きたい曲が吹けるようになります。今、彼らは曲を吹きたいという欲求は強いので。
それが、もっと自由になって楽しくなるんですね。今はムリに曲を吹いて楽しんでますが、それが、いつか楽にたくさん吹けて楽しめるんですね!!
「吹きたい曲が吹けるようになるために」アレクサンダーの基本の考えは「やりたい事をするために~」だよね
はい!先輩とかに足りないから努力しろって言われても自己否定しないで、曲を吹けるようになるために基礎練習をして。そしてら曲が吹けるようになって楽しくなるんだよって言っておきます(*^^*)
さっきのM君は「楽しく基礎練しなきゃいけない」って気持ちがあったかもしれないね。
たしかにその通りかもしれません。それは普段の自分の練習においてもいえますね!!
(じつはまだこの時点では「自分で言った答え」は出てきてないのですが、色々な事に気付き、新たな答えを出し始めています。)
昔いじめられていて、その時からピアノとか音楽に触れ合うことが僕の生きがいに変わりました。それ以来周りからも認められて幸せになりました、音楽を楽しんだんです。
ピアノや音楽、トランペットが恋人でも友達でもあったみたいです!
なんか、今すごく意識が変わりました!!ありがとうございます(*^^*)
今、昔の自分と今の自分が繋がった事に気付けたね~
(意識は変わりましたが、昔の事を思い出して戻ったとでも言うのでしょうかね)
あ、なるほど!!僕はさっきまで、周りに追いつかなきゃ、入院中のブランクを・・・ってずっと思ってましたけど、昔みたいに楽しんでやってるだけでいいんですよね。
そうすれば、周りにも次第に認められていった様に、音楽の道でも生きていけるのかもしれないですね!ありがとうございます、凄く楽しくなりました!
また自分で気付けたね!
いや、tokuさんに気付かされました。
本当に??
ほんとです。アレクサンダーって自分で気づかせることを誘導しますね。それはすごく嬉しいです。自分一人で気づくような内容ではないです、tokuさんのエネルギーが僕の意識を変えてくれました!
トランペットが友達とかそんな言葉一言もいってないよ?
いえ、なんていうか一つ二つと気づかせてもらった事で、そこから僕の中で回転が起こった感じで、、連続して「気付くという事は何か」がわかった感じでした。
たしかに最後は僕の気づきでしたが、きっかけはtokuさんだと思います!ありがとうございます!
ほら、自分の気付きじゃん!(笑)確かにきっかけは作ったかもね
まあ、確かにそうですね笑
でも、こんな感じでアレクサンダーテクニークのレッスン受けて、いずれは自分で気づくことができるようにスキルがつくんですかね?
つきますよ、心身ともにね。
つけたいです!そして、今少しついた気がします、ほんの少しですけど!
良かった!
そうだ、さっきの話に戻るけど 「楽しく基礎練しよう」いい事だよね。じゃあ楽しくなかったら?
うーん、楽しくなかったら楽しい時にくらべて効率が悪くなると思います。
効率が悪いとどんな気持ちになる?
あー!じれったくなって下手したらスランプとかになります。それに上達したという感覚がないのにただ機械みたいに基礎練習してても、それはほとんど労働に近くなりますね。とても楽しくなくなります、悪循環ですね。
楽しくないのに基礎練したい?下手になるのに?
いいえ、楽しくなかったらしたくないです。そーゆー時は・・・あ!!
じゃー後輩にそうとも教えてあげてみては?
僕は曲を吹けって言ったことは、あながち間違いでもなかったのかもしれないですね…>_<…!楽しくなれない時はやりたいことをやって楽しくなればいいですよね。
曲吹いたらって言って曲吹かせたんだよね?その子達どうだった?演奏とかも
それはもちろん楽しそうでした。基礎練習してる時より音は確実によくなったと信じています。ただ、ウォーミングアップからやるとやはり調子はくずれますが・・・。
でも、それでも、僕は上達できると信じています。僕も一時期アレクサンダーに出会ってからほとんど基礎しないで曲練したこともありましたが、調子もいいし高い音もあたるし楽しかったです。
基礎練してるより音が良くなったならそれでいいよね!
ですよね!ただ、僕の考えに賛同する人が少ないのです。みんな古いのです、先生も顧問も。
どうすればいいかねー笑
僕は先生が嫌いです、というより先生の人間性は好きでも先生に叩きこまれた教育法が嫌いなのです。
なるほどね、じゃとりあえず嫌いな事は考えないでおこう。
はい!先生の事なんか忘れて、これからは僕がいい先生になろうと思います。
その通り!!
先生は好きなんですけどね、優しいですし。
(なーんだ笑)
人として好きならそれでOK。結果は自分で吹いてればついて来ると思いますよ、後輩達もね。
はい!
でも、本来の日本の義務教育が大嫌いです。勉強も効率悪いし、あんなんしてて頭よくなるのかなって思います。
嫌いな事は考えない笑
はい笑
今、見てなくても身体固まってるな~って思ったよ笑
笑笑
はい、たしかに背中のあたりがふんばってました。あ~、僕はよく義務教育の悪い所を親に語っています(笑)その時のなにかしらの不快感はこれでしたね(笑笑)やめます(笑)すごく重要なことですね!!やめます!!(笑)やめられてよかったです。
(笑い過ぎ!!でもアレクサンダーやると凄く心が晴れるので実際こうなります笑。もしくは嬉しくて自然と涙が出てしまう方もいます。)
今M君がやったのは観察→抑制だね
わお!(笑)こうやってまなんでいくのですね、楽しすぎます(*^^*)
観察して気づく、やっていた事を止める、次にやるのは再選択
はい!
楽しいよ笑
再選択。では、親に話すのは僕が今日した練習とか楽器、音楽の事で楽しかったことにします!
いいね!
または、この音楽が良いって言います、CDききながら。その方がわくわくしますね(*^^*)
もしまた不満を言いそうになったら「頭を動けるようにして、身体全部もうごけるようにして、楽しかった事を話そう」ってやるといいかも
はい!!なるほど!ここで頭!大切ですね(*^^*)
アレクサンダーは何にでも使えるからね!
はい、もう最先端の最高のメソッドですねあらゆる分野において。
と、会話はまだ続きますがこんな感じです。
・・・・面白いでしょうか?(笑)
私としては会話中にM君がどんどん気付いていくのを見てとても面白いなーと思い、M君も頭の中でどんどん新しい事に気付いていくのを感じ取れて新鮮な気持ちになったのではないかと思っています。
最初に「楽しく基礎練習」という答えを自分で出すと、次は昔を思い出し意識がかなり変わりました。ここからどんどん気付いていって次々に自分なりの答えを出していってます。
ここまでくれば自分が行った事が間違いでなかった事に自信を持って気付けたと言えますし、義務教育のくだりではすぐ気付いてくれました。
一度「こうだ!」と考えてしまうと、なかなかそのクセが抜けません。身体の使い方にしてもそうです。安直に答えを出す、闇雲に何かをするよりは、自分を観察して、そして気付いてみると、新しい選択肢が見えてくるのではないかと思います。
そして肝心の答えですが
後輩は基礎練をしなくてもいいんだと誤解してしまいましたが、そうではなく「本当にやりたい事を、楽しい事をやる」と伝えれば良いのですね。
「それを自分で言ってたんだよ!」とは言いませんでしたが、最後は気付いて自分で再度答えを出してくれたので良かったです。
次は・・・後日談。
将来アレクサンダー・テクニークの先生になったらM君のところへレッスンに行くという話と、「後輩達に明日すぐにでも関わりに行ける」について書きます。
きっかけはtokuさんだと思います。
いいですね←
高校の音楽科トランペット専攻の M君からの質問です。
実際はLINEでのやりとりでしたが、ながーーーーくなってしまったのでまとめて、一部会話形式にしてみました。
(色々ミス等あると思いますが、見つけたら後日修正していきます。)
トランペットを吹いている高校1年です。母校の中学が近いので良く練習に行っていて、後輩の指導等もしています。
先日も一緒に練習したのですが、どうも僕が教えた事を誤解してしまい、後日、変な練習を始めてしまったようなのです。
僕のいた中学では、学年が上がるほど吹奏楽部どくどくの根性思考にのっとられていました。その日も基礎練習を教えてる時にしんどそうな顔をしていました。「今なにがしたい?」と聞くと「曲が吹きたい」と言われたので一緒に曲を吹きました。
僕は一年生にはトランペットを楽しむという事を忘れて欲しくなかったので、最後に「練習やトランペットを楽しむ事を忘れないでね」と言って帰ったのですが、どうやら、それ以来ウォーミングアップや基礎をせずにいきなり曲をばーばー吹いて調子がもちろんくずれてしまった・・・というわけです…>_<…
後日、それを見たレッスンの先生がなんでそんな練習してる?と尋ねたところ、僕に言われたからだと答え、中学3年生も僕の事を練習の邪魔になると言っているようです。部活内での僕の立場が危うくなっていますし、近くにトランペットの人で味方になってくれる人が少ないです。
僕が教えた時はウォーミングアップ等は終わっていたので曲を教えたわけですが、まさかその後から練習時間を全て曲にあてるとまでは思ってもみませんでした。
相談しておいて何ですが、なんか人間関係的な問題に発展してしまったのでゆっくり解決していくしかなさそうですね・・・。
この時点で凄く自分を追い詰めている、思い詰めているのが強く伝わってきました。
立場が危うい、味方がいない、ゆっくり解決していくしかない・・・皆さんはこの時点でどう思ったでしょうか?
色々あるかもしれませんが、私は「後輩思いの良い先輩だなあ」と強く思いました。そして、この時点で私は「解決するだろうな」と密かに思っていました。直感でしょうか、今思うと「やりたい事」が明確だったからかもしれません。
自分がアレクサンダーのレッスンで得た経験を活かして、ひとつひとつ、ひも解いてみました。
toku:自分が言った内容についてはどう思いますか?
M君:うーん、いまいちです
toku:なぜ?
M君:後輩達に誤解を与えるような言い方だったのかもしれません、基礎練習をさぼっていいんだと受け取ったみたいで、
toku:「練習やトランペットを楽しんで」と言う事自体は素晴らしいことですよね?
M君:はい、それは間違いないと信じています
toku:じゃあ、いまいちではないですね。
M君:そうだといいです、、、
toku:そうなんですよ^^
ただ、浅はかな気持ちだったのかもしれません。
うちの吹奏楽部の伝統をまだ変えるような力を僕は持っていないので、、いずれ、アレクサンダーの資格をとって、トランペット奏者としても認められて信頼されてから、伝統を変えればいいのかもしれないと思いました。
でも、できることなら厳くて体を考えない練習は今すぐにでもやめさせたいですが、これ以上僕から指導することはできそうにないです…>_<…
toku:もしバジルさんだったら、もう一度同じ質問をしますよ。「でもその内容は素晴らしいことですよね?」と笑
M君:はい、ありがとうございます(笑)僕は間違ったことを言ったつもりはないですし、正直うちの吹奏楽部の指導法よりましなものをもっているつもりでいます。
toku:そう!それでいいんです!
良かった良かったヽ(´▽`*)ノ
ただ、勝てなかっただけです、古臭いカチカチの伝統に。また、いずれリベンジしてみます。といっても、明日の練習場所がないので中学校にいくしかないのです…>_<…
Oh....ここまでとは・・・私は吹奏楽部に在籍した事がないので分からないのですが、吹奏楽の伝統が植え付ける思考?というのはなかなか手ごわいですね。そういえば大学で吹奏楽出身の人は音楽においてだけ少しやり難かったなぁ。
toku:じゃここで簡単だけどアレクサンダー的思考になってみよう。吹奏楽は人間の身体、古い伝統は身体に染み付いたクセ、そのクセに勝とう!治そう!と思うと、身体はどうなるかな?
M君:逆に固まったり緊張したりします、、、なるほど!
toku:アレクサンダー的思考できてますよ(笑)
M君:でも、新しい選択をどうやって与えて行けばいいのか、、、気づくことはできません。とりあえず、勝とうと治そうとするのはやめます!僕が大きくなってから変えにいきます。
toku:新しい選択肢の答えは、さっき言ってましたよ(笑)
M君:答え??とは、言いましたか?(笑)それにも気づくことができてません。…>_<…
(LINEだったので、会話の流れ的に「自分で気付けてない答え」の話題は次回の日記で。)
toku:勝とうと思うのをやめます→別の言い方にできるかな?反対語じゃなくてもOK!
M君:はい。勝たなくていい、、、あ、負けてもいいと思いますとか?あーわからないです…>_<…
toku:それもいいね!提案として「楽しもう」じゃダメかな?
M君:なるほど!楽しもうですね
toku: 「古い伝統」という物を一度認めて、観察してみて。そしたらいかに自分の足元で下らないことしてるかに気付ける・・・もう気付いてるか笑
M君:はい、たしかに!僕は今は勝とうと無理に何かしようとしなくていいんですね。
toku:そしたら力みが抜けるかもしれない、面白く見えるかもしれない。変えてやる!→気にしないで楽しく練習していこう(^^)
M君:そんな悩むことでもなかったですね!!楽しんで自分も、または後輩達とも練習したらよさそうですね!(toku:自身で答え出せましたね!)ありがとうございます(*^^*)
toku:そうだね!自分も後輩と楽しく練習!「古い伝統に打ち勝つ!やめさせる!→後輩と一緒に楽しもう!」人の心は自分ではコントロール出来ない領域なので、コントロールしようとすると身体かたまっちゃうよー
M君:ただ、やっぱり明日は行きにくいです(笑)何か、それに関わると緊張して踏ん張っていた自分がいたと思います(toku:気付けてるじゃん!\(^o^)/)。
ここは、関わらない方が自分のためによさそうです。身を引きます(*^^*)明日は一人で別の教室で練習してきます。
しばらくして、何か変われそうな時にチャンスが来たらまた関わってもいいですし、もっと先でも、もしくは今の三年生が引退した後とかにします!
toku:それも選択肢のひとつだね。ちなみに明日いきなり関わりに行くのも出来るんだよ?笑
M君:いや、それを想像すると心や体ががちがちです…>_<…。それに、自分の練習もしたいので、今度楽器の試験がありまして…>_<…
それにしても、本当に気が楽になりますね。メンタル的にも肉体的にも気楽に楽しくなれて、アレクサンダーって本当にいいですね。今、すごく感動しています!
ありがとうございました!
toku:良かったです(^^)
幾つか未解決な部分もありますが、順調に思考がほぐれている感じはします。
一見、どこかのお悩み相談の内容ですが、私自身アレクサンダー・テクニークを学んでいなかったら「そんなの簡単じゃん、○○しなよ」と言っていたかもしれないし、解決策に気付けなかったかもしれません。深い内容?は次回ですが我ながら良くやったな、と思いますヽ(´ー`)ノ
次回は「新しい選択肢、自分で言っていた答え」とか「今すぐには解決できない、明日すぐ関わりにはいけない」といった点を書こうと思います。
次回は凄い勢いで自分の思考に気付けていく様子が見られます、必見です!!
・・・多分(笑)
えー・・・・このシリーズは3つ4つくらいの記事になりそうです。時間かかりますが頑張って書いてみます。
更に動画も送ってもらったので、身体の使い方についてもレッスンさせて頂きました。それについても・・・
実際はLINEでのやりとりでしたが、ながーーーーくなってしまったのでまとめて、一部会話形式にしてみました。
(色々ミス等あると思いますが、見つけたら後日修正していきます。)
トランペットを吹いている高校1年です。母校の中学が近いので良く練習に行っていて、後輩の指導等もしています。
先日も一緒に練習したのですが、どうも僕が教えた事を誤解してしまい、後日、変な練習を始めてしまったようなのです。
僕のいた中学では、学年が上がるほど吹奏楽部どくどくの根性思考にのっとられていました。その日も基礎練習を教えてる時にしんどそうな顔をしていました。「今なにがしたい?」と聞くと「曲が吹きたい」と言われたので一緒に曲を吹きました。
僕は一年生にはトランペットを楽しむという事を忘れて欲しくなかったので、最後に「練習やトランペットを楽しむ事を忘れないでね」と言って帰ったのですが、どうやら、それ以来ウォーミングアップや基礎をせずにいきなり曲をばーばー吹いて調子がもちろんくずれてしまった・・・というわけです…>_<…
後日、それを見たレッスンの先生がなんでそんな練習してる?と尋ねたところ、僕に言われたからだと答え、中学3年生も僕の事を練習の邪魔になると言っているようです。部活内での僕の立場が危うくなっていますし、近くにトランペットの人で味方になってくれる人が少ないです。
僕が教えた時はウォーミングアップ等は終わっていたので曲を教えたわけですが、まさかその後から練習時間を全て曲にあてるとまでは思ってもみませんでした。
相談しておいて何ですが、なんか人間関係的な問題に発展してしまったのでゆっくり解決していくしかなさそうですね・・・。
この時点で凄く自分を追い詰めている、思い詰めているのが強く伝わってきました。
立場が危うい、味方がいない、ゆっくり解決していくしかない・・・皆さんはこの時点でどう思ったでしょうか?
色々あるかもしれませんが、私は「後輩思いの良い先輩だなあ」と強く思いました。そして、この時点で私は「解決するだろうな」と密かに思っていました。直感でしょうか、今思うと「やりたい事」が明確だったからかもしれません。
自分がアレクサンダーのレッスンで得た経験を活かして、ひとつひとつ、ひも解いてみました。
toku:自分が言った内容についてはどう思いますか?
M君:うーん、いまいちです
toku:なぜ?
M君:後輩達に誤解を与えるような言い方だったのかもしれません、基礎練習をさぼっていいんだと受け取ったみたいで、
toku:「練習やトランペットを楽しんで」と言う事自体は素晴らしいことですよね?
M君:はい、それは間違いないと信じています
toku:じゃあ、いまいちではないですね。
M君:そうだといいです、、、
toku:そうなんですよ^^
ただ、浅はかな気持ちだったのかもしれません。
うちの吹奏楽部の伝統をまだ変えるような力を僕は持っていないので、、いずれ、アレクサンダーの資格をとって、トランペット奏者としても認められて信頼されてから、伝統を変えればいいのかもしれないと思いました。
でも、できることなら厳くて体を考えない練習は今すぐにでもやめさせたいですが、これ以上僕から指導することはできそうにないです…>_<…
toku:もしバジルさんだったら、もう一度同じ質問をしますよ。「でもその内容は素晴らしいことですよね?」と笑
M君:はい、ありがとうございます(笑)僕は間違ったことを言ったつもりはないですし、正直うちの吹奏楽部の指導法よりましなものをもっているつもりでいます。
toku:そう!それでいいんです!
良かった良かったヽ(´▽`*)ノ
ただ、勝てなかっただけです、古臭いカチカチの伝統に。また、いずれリベンジしてみます。といっても、明日の練習場所がないので中学校にいくしかないのです…>_<…
Oh....ここまでとは・・・私は吹奏楽部に在籍した事がないので分からないのですが、吹奏楽の伝統が植え付ける思考?というのはなかなか手ごわいですね。そういえば大学で吹奏楽出身の人は音楽においてだけ少しやり難かったなぁ。
toku:じゃここで簡単だけどアレクサンダー的思考になってみよう。吹奏楽は人間の身体、古い伝統は身体に染み付いたクセ、そのクセに勝とう!治そう!と思うと、身体はどうなるかな?
M君:逆に固まったり緊張したりします、、、なるほど!
toku:アレクサンダー的思考できてますよ(笑)
M君:でも、新しい選択をどうやって与えて行けばいいのか、、、気づくことはできません。とりあえず、勝とうと治そうとするのはやめます!僕が大きくなってから変えにいきます。
toku:新しい選択肢の答えは、さっき言ってましたよ(笑)
M君:答え??とは、言いましたか?(笑)それにも気づくことができてません。…>_<…
(LINEだったので、会話の流れ的に「自分で気付けてない答え」の話題は次回の日記で。)
toku:勝とうと思うのをやめます→別の言い方にできるかな?反対語じゃなくてもOK!
M君:はい。勝たなくていい、、、あ、負けてもいいと思いますとか?あーわからないです…>_<…
toku:それもいいね!提案として「楽しもう」じゃダメかな?
M君:なるほど!楽しもうですね
toku: 「古い伝統」という物を一度認めて、観察してみて。そしたらいかに自分の足元で下らないことしてるかに気付ける・・・もう気付いてるか笑
M君:はい、たしかに!僕は今は勝とうと無理に何かしようとしなくていいんですね。
toku:そしたら力みが抜けるかもしれない、面白く見えるかもしれない。変えてやる!→気にしないで楽しく練習していこう(^^)
M君:そんな悩むことでもなかったですね!!楽しんで自分も、または後輩達とも練習したらよさそうですね!(toku:自身で答え出せましたね!)ありがとうございます(*^^*)
toku:そうだね!自分も後輩と楽しく練習!「古い伝統に打ち勝つ!やめさせる!→後輩と一緒に楽しもう!」人の心は自分ではコントロール出来ない領域なので、コントロールしようとすると身体かたまっちゃうよー
M君:ただ、やっぱり明日は行きにくいです(笑)何か、それに関わると緊張して踏ん張っていた自分がいたと思います(toku:気付けてるじゃん!\(^o^)/)。
ここは、関わらない方が自分のためによさそうです。身を引きます(*^^*)明日は一人で別の教室で練習してきます。
しばらくして、何か変われそうな時にチャンスが来たらまた関わってもいいですし、もっと先でも、もしくは今の三年生が引退した後とかにします!
toku:それも選択肢のひとつだね。ちなみに明日いきなり関わりに行くのも出来るんだよ?笑
M君:いや、それを想像すると心や体ががちがちです…>_<…。それに、自分の練習もしたいので、今度楽器の試験がありまして…>_<…
それにしても、本当に気が楽になりますね。メンタル的にも肉体的にも気楽に楽しくなれて、アレクサンダーって本当にいいですね。今、すごく感動しています!
ありがとうございました!
toku:良かったです(^^)
幾つか未解決な部分もありますが、順調に思考がほぐれている感じはします。
一見、どこかのお悩み相談の内容ですが、私自身アレクサンダー・テクニークを学んでいなかったら「そんなの簡単じゃん、○○しなよ」と言っていたかもしれないし、解決策に気付けなかったかもしれません。深い内容?は次回ですが我ながら良くやったな、と思いますヽ(´ー`)ノ
次回は「新しい選択肢、自分で言っていた答え」とか「今すぐには解決できない、明日すぐ関わりにはいけない」といった点を書こうと思います。
次回は凄い勢いで自分の思考に気付けていく様子が見られます、必見です!!
・・・多分(笑)
えー・・・・このシリーズは3つ4つくらいの記事になりそうです。時間かかりますが頑張って書いてみます。
更に動画も送ってもらったので、身体の使い方についてもレッスンさせて頂きました。それについても・・・