前回の日記
の後日談です。
こんばんは、本日吹いてみましたが、結果は良好。
舌先の正しい認識により適正な位置に舌先を持っていくことが出来、今までの無理して高音を出してた感がなく、楽に出せるようになりました。
舌先が正しい位置にあることで音色も良くなったと思います。ありがとうございました。
私としても非常に喜ばしい事です!
このまま続けて行けばその感覚が身に付くと思います。
もしまた出にくくなった場合、舌先をセットする事に気を取られシラブルを使えていない、ブレスを忘れている(お腹に任せる)等があるかもしれません。
分からなくなったらもう一度、以下の事を試してみてください。
「頭を動けるようにしてあげて、それによって身体全部が動けるようにしてあげて、舌の形が変わるように動かして高音を吹いてみよう、その時お腹も積極的に使ってあげよう」
皆さんも上手くいかない事があったり、私が書いた内容で逆に悪くなってしまった!等々ありましたら、お気軽にコメント頂ければ幸いです。
ありがとうございました。
トランペットを吹かれているフォロワーさんのお悩みです。
質問
トランペットの先生に、舌先を下の歯or歯茎の裏に当てておく事と言われて試したところ、ハイノートが楽に出るようになりました。
ただ中低音の音色が損なわれている気がします。あまり意識した事はなくいつも舌先はフリーだったのですが(むしろ舌先を引っ込めて吹いていた)、音域ごとに舌先の位置を切り替えた方が良いのでしょうか?
回答
舌先はそのままの位置で良いと思います。くっつけなきゃと考えると難しいかもしれせん。「あいうえおかきくけこ…」と声に出しながら舌先がどこにあるか確認してみてください。そのくらい自然にくっついていると思います。
質問2
下の歯「付近」にある気がします…ほとんどフリーな状態でしょうか??
回答2
では舌先の位置を再確認してみてはどうでしょう?指で触るなり鏡で見るなり。もしかしたら実際の舌先より少し後ろを舌先と思っているかもしれません。
回答3
ホントだ、舌先の位置を勘違いしてました!という事は、今までの吹き方でも舌先は歯に触っていたのですね。舌って予想以上に長いですね(^_^;)ありがとうございました!
ここで内容を整理してみると
1、本当の舌先は常に下の歯or歯茎に当たっていた。
2、舌先と思っていたのは少し後ろのニセ舌先だった。
3、ニセ舌先を歯に当てる(近付ける)と高音が楽に、フリーな状態(引っ込める)と中低音が良かった。
まず、舌先を再認識した事により常に下の歯に当てていた事に気付けました。自然に喋る時や金管楽器を吹く時、ここが支点となります。
そしてフォロワーさんが勘違いしていた「ニセ舌先」は本物の舌先より少し後ろ。舌先を下の歯に当てたまま、ニセ舌先を歯に近付けたり遠ざける動きをしていた、との事です。
この動きで何か気付けたでしょうか?
実はアとイのシラブルを使用しているのと同じ動きになります。恐らくフォロワーさんもこの動きを無意識のうちにしていたと思われます。
中低音の音色が損なわれたのは、ニセ舌先を意識して歯に当てるとイのシラブルになるので息のスピードが早くなる等弊害が出たのではないでしょうか?
中低音はアのシラブル、高音はイのシラブルを使い分けるのをオススメします。
また、今回の舌先のように、人は自分が使ってる身体の部位を思い込みや無意識に誤った認識している事が良くあります。長年共にしてる体なので当然と言えば当然です。
そこで、改めて体の地図を作ってみてはどうでしょうか?
指が動かない、腹筋が使われてない、喉が開かない…誤解されてる事は結構あるのでは?楽器を持ったら人は楽器も体の一部と認識します。
自分の体の、楽器を見て触って再認識すると良いと思います。これがボディマッピングです。
お試しください。
質問
トランペットの先生に、舌先を下の歯or歯茎の裏に当てておく事と言われて試したところ、ハイノートが楽に出るようになりました。
ただ中低音の音色が損なわれている気がします。あまり意識した事はなくいつも舌先はフリーだったのですが(むしろ舌先を引っ込めて吹いていた)、音域ごとに舌先の位置を切り替えた方が良いのでしょうか?
回答
舌先はそのままの位置で良いと思います。くっつけなきゃと考えると難しいかもしれせん。「あいうえおかきくけこ…」と声に出しながら舌先がどこにあるか確認してみてください。そのくらい自然にくっついていると思います。
質問2
下の歯「付近」にある気がします…ほとんどフリーな状態でしょうか??
回答2
では舌先の位置を再確認してみてはどうでしょう?指で触るなり鏡で見るなり。もしかしたら実際の舌先より少し後ろを舌先と思っているかもしれません。
回答3
ホントだ、舌先の位置を勘違いしてました!という事は、今までの吹き方でも舌先は歯に触っていたのですね。舌って予想以上に長いですね(^_^;)ありがとうございました!
ここで内容を整理してみると
1、本当の舌先は常に下の歯or歯茎に当たっていた。
2、舌先と思っていたのは少し後ろのニセ舌先だった。
3、ニセ舌先を歯に当てる(近付ける)と高音が楽に、フリーな状態(引っ込める)と中低音が良かった。
まず、舌先を再認識した事により常に下の歯に当てていた事に気付けました。自然に喋る時や金管楽器を吹く時、ここが支点となります。
そしてフォロワーさんが勘違いしていた「ニセ舌先」は本物の舌先より少し後ろ。舌先を下の歯に当てたまま、ニセ舌先を歯に近付けたり遠ざける動きをしていた、との事です。
この動きで何か気付けたでしょうか?
実はアとイのシラブルを使用しているのと同じ動きになります。恐らくフォロワーさんもこの動きを無意識のうちにしていたと思われます。
中低音の音色が損なわれたのは、ニセ舌先を意識して歯に当てるとイのシラブルになるので息のスピードが早くなる等弊害が出たのではないでしょうか?
中低音はアのシラブル、高音はイのシラブルを使い分けるのをオススメします。
また、今回の舌先のように、人は自分が使ってる身体の部位を思い込みや無意識に誤った認識している事が良くあります。長年共にしてる体なので当然と言えば当然です。
そこで、改めて体の地図を作ってみてはどうでしょうか?
指が動かない、腹筋が使われてない、喉が開かない…誤解されてる事は結構あるのでは?楽器を持ったら人は楽器も体の一部と認識します。
自分の体の、楽器を見て触って再認識すると良いと思います。これがボディマッピングです。
お試しください。
トランペット吹きのフォロワーさんから質問を頂きました。
長くなってしまうのでこちらで回答させて頂きます。
まず、首が膨らむのは「息の圧力」によって起きる「自然な現象」だと思います。
演奏時、圧力が生まれる理由の1つに「大きな音を吹くために大量の息を使う時」があります。LowB♭~B♭あたりをピアノ~フォルテで吹き比べてみて下さい
ピアノの時にくらべフォルテの時の方が首が太くなっているのが分かりますか?
低い音ほど息の量は必要なのですが、大きな音にするのにも息の量は必要になります。ペダルノートは強制倍音なのでさらに息の量が必要になります。小さな音で吹いても私の場合首は膨らんでしまいます。
もう1つ、圧力が生まれるのは「高音域を吹いている時」です。
高音は息の量は少ないものの、かなりの圧力を必要とするので、結果首が膨らむ、みぞおちが固く張る等の現象が起きます。
B♭→D→F→A♭→HighB♭と吹いてみてください。できれば小さな音で。
小さな音でも高音に行くにつれて首が膨らんで行くと思います。私の場合Dを吹くあたりから差が出始めます。私はトランペットですが楽器や個人差もあると思います。
逆に高音から降りてくると、首はどんどん元の太さに戻っていきます。
次にフォルテでF→ピアノでF→その下のミドルF→吹くのをやめる、をやってみて下さい。
フォルテのFよりもピアノのFの方が首は細くなります、息の量による圧力が減ったからです。そして、下のFになるとさらに細くなります、高音を吹く圧力が無くなったからです。吹くのをやめても大して差は無いかもしれません、ピアノはそこまで息の量を必要としないからです。
首の中は前から気道、食道、脊髄(首の骨)に分けられます。その他は声帯や軟骨等です。
固い骨は後ろにしかないので、楽器を吹くのに必要な圧力を持った息が流れるのですから、首、つまり気道が膨らんでもなんら不思議ではありません。
また、首の骨は7つもあるので様々な動きができます。
何か誤解をして無意識のうちに首を曲げている、なんて人は気道に息が通り難くなってしまい、通常より膨らんで見えてしまうのではないか?と思います。
ですので、首が膨らんでいるからといって心配する必要は無いですし、「首を膨らませるのは良くない」なんて事はありません。(フォロワーさんが心配されているような顔文字でしたので。)
逆に首を太くする必要も無いですし、「喉を開いて!」「首見れば分かるよ!開いてないよ!」と現実に起こっている事とは違う認識をして指導される方もいらっしゃいます。
演奏時に「首が膨らんでもいいんだ」と思えば良いのです、それよりも吹いている自分の音を信頼してあげて下さい。良い音が出ていれば好きなだけ膨らませてあげてください。
頬が膨らむ現象としては「ガレスピーズ・パウチズ」で検索してみると面白いかもしれません。
楽しくいきましょう^^
長くなってしまうのでこちらで回答させて頂きます。
まず、首が膨らむのは「息の圧力」によって起きる「自然な現象」だと思います。
演奏時、圧力が生まれる理由の1つに「大きな音を吹くために大量の息を使う時」があります。LowB♭~B♭あたりをピアノ~フォルテで吹き比べてみて下さい
ピアノの時にくらべフォルテの時の方が首が太くなっているのが分かりますか?
低い音ほど息の量は必要なのですが、大きな音にするのにも息の量は必要になります。ペダルノートは強制倍音なのでさらに息の量が必要になります。小さな音で吹いても私の場合首は膨らんでしまいます。
もう1つ、圧力が生まれるのは「高音域を吹いている時」です。
高音は息の量は少ないものの、かなりの圧力を必要とするので、結果首が膨らむ、みぞおちが固く張る等の現象が起きます。
B♭→D→F→A♭→HighB♭と吹いてみてください。できれば小さな音で。
小さな音でも高音に行くにつれて首が膨らんで行くと思います。私の場合Dを吹くあたりから差が出始めます。私はトランペットですが楽器や個人差もあると思います。
逆に高音から降りてくると、首はどんどん元の太さに戻っていきます。
次にフォルテでF→ピアノでF→その下のミドルF→吹くのをやめる、をやってみて下さい。
フォルテのFよりもピアノのFの方が首は細くなります、息の量による圧力が減ったからです。そして、下のFになるとさらに細くなります、高音を吹く圧力が無くなったからです。吹くのをやめても大して差は無いかもしれません、ピアノはそこまで息の量を必要としないからです。
首の中は前から気道、食道、脊髄(首の骨)に分けられます。その他は声帯や軟骨等です。
固い骨は後ろにしかないので、楽器を吹くのに必要な圧力を持った息が流れるのですから、首、つまり気道が膨らんでもなんら不思議ではありません。
また、首の骨は7つもあるので様々な動きができます。
何か誤解をして無意識のうちに首を曲げている、なんて人は気道に息が通り難くなってしまい、通常より膨らんで見えてしまうのではないか?と思います。
ですので、首が膨らんでいるからといって心配する必要は無いですし、「首を膨らませるのは良くない」なんて事はありません。(フォロワーさんが心配されているような顔文字でしたので。)
逆に首を太くする必要も無いですし、「喉を開いて!」「首見れば分かるよ!開いてないよ!」と現実に起こっている事とは違う認識をして指導される方もいらっしゃいます。
演奏時に「首が膨らんでもいいんだ」と思えば良いのです、それよりも吹いている自分の音を信頼してあげて下さい。良い音が出ていれば好きなだけ膨らませてあげてください。
頬が膨らむ現象としては「ガレスピーズ・パウチズ」で検索してみると面白いかもしれません。
楽しくいきましょう^^