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前回の日記のタイトルは否定系が過ぎるなと反省…
リップスラー苦手な人、多いのではないかなと思います。
初心者は特にタンギングありでなら出るけど、スラーとなると出ない人が多い様子。
リップスラーってどうやるんでしょう?名前を見ると唇に何かして音を変えるようなイメージですね。
唇をしめる、やめる
唇を横に引く、やめる
もっと唇にマウスピースをプレスする、やめる
唇に…
多分出来たと思います。
これでリップスラーをマスター出来ました!では今後の練習で、曲中で試してみて下さい。
嘘です…これ唇バテませんか?
リップと名前にあるのに、唇でやろうとするとどうも効率的ではない様子…
リップスラーしている人の音を聴くと「タンギングをしないで一つの指使い、ポジションで音を変える事」のようです。
つまり、指を変えずにタンギングさえしなければ身体のどこを使っても良いようです。唇は既に試して上手くいかなかったので他を試してみましょう。
…既に長文になりつつあるので先にオススメの答えを書きます、舌と息を使ってみてください。
前の日記に、金管楽器はある程度の高い音域から舌を使わないと音が出ないと書きました。高音を出すのに舌が使えるのであれば、中低音で使わない手はありません。
舌をどう使うか、どう使うと良いのかを次に書く実験をして確かめてみてください。
口笛で音を変える時舌はどのように動いているかチェックしてみて下さい。低い音の時、舌は低い位置にあります。高い音の時は高い位置、そして少し前にあると思います。
次に楽器で低いド、ソをスラーで吹いてみてください。ドの時の舌の形は低い位置に、ソの時は高い位置にある事に気付けたでしょうか?
この事から舌の形を上下に変える事で音を変えられる事が分かりました。(これが音程を変える唯一の方法という訳ではありません)
ただ、「低い(高い)音だから舌の位置を低く(高く)しよう!」といちいち考えるのは混乱するので「アーイー」と声に出して話してみて下さい。アーの時は低い位置に、イーの時は高い位置にあります。
聞いた事ある方もいると思いますが、舌の形の事をシラブルと言います。低音は「ア」と発音した時のシラブル、高音は「イ」を使って吹いてみて下さい。
低い音は「オ」のシラブルと聞いた事ある方いるかもしれませんが、アのシラブルの方が若干舌が低い位置にあるので低音に有利?なのと、アの発音よりオの方が口周りの筋肉を多く使う事になるのでロスが多い気がします。
これで舌の使い方は分かったので、息をいつ使うのか?を次のブログで書こうと思います。
ちなみに、舌を上げる下げるを別の言い方で説明する方もいます。
口を閉じる、開く。顎を閉じる、下げる。アパチュアを小さくする、大きくする…
恐らく同じ理由からこの言葉を使ってると思います。それぞれしっくりくる言葉でやると良いと思います。個人的にアパチュアは目で見えないし意識するのが難しいので自分には合わないなと思いました。