当方滅亡！
㉝〜㊴
若き日の『北条早雲』を描いたマンガ、
『新九郎、奔る！』
既刊16巻まで読めましたー
新九郎の顔つきが
次第に戦国武将のソレになり、
室町幕府は
ガタガタと屋台骨の揺れる音がする
物語はまだ駿河今川家のお家騒動で、
実はイイ人なのかな〜とか思ってきた
『簒奪者』の小鹿範満おじかのりみつが、
自分の寿命を悟り変貌してキバを剥く
様も。
様も。１コマも目が離せないですね༼⁰o⁰；༽
そして大体において
『子どもの頃から英邁』に描かれがちな
後の今川氏親（龍王丸）。
今作品では
一見ヌボ〜っとしたチョット足らない男のコ、
というキャラ設定になってますね
まあ、後々の成長ぶりを見れば
アホなワケがないんですけどね（笑）。
成長が楽しみです。
読んでて辛かったのはやっぱり
太田道灌さんの暗殺シーン。
あれもやらねば、これもやらねば、
さあさあ忙しくも楽しくなるぞ〜、と
立上がった矢先の・・・・・・・・
別に道灌さんは正義の使者じゃないし
完全無欠の人格者でもない。
こないだ板橋区の郷土資料館で見た豊島氏、
現在の北区、練馬区、板橋区あたりをメインに
支配した一大勢力だったのに、
昔の『としまえん』あたりに城があったとさ。
道灌さんにめちゃめちゃにやられて
当主は行方不明になり家は滅亡してしまった。
余談ながら関東動乱（享徳の乱あたりね）の
複雑怪奇な状況も、
このマンガは出来得る限りのわかりやすさで
説明してくれてます。ありがたやm(_ _)m。
道灌さん、
強いしアタマいいし、伝えられるエピソードは
温かいものもあってそこが人気なんだけど、
天才にありがちな
『自分以外はみんな馬鹿』の性分が
出ちゃった人なのかもしれませんね。
・・・でも関東人は道灌さん好きだよね(^.^;。
中世の武士で１番『像』が造られてるそうな。
この傑物を良くも悪くも『教師』として、
伊勢新九郎は北条早雲となっていく。
２代目も産まれたよ〜
後に『見事な２代目』と言われる氏綱くん
新九郎の奥さんもカワイイです。
四角い部屋は丸く掃きます。
とか言っちゃう大らかな方ですが、
では、隅は私が掃きましょう。
と返す新九郎が素敵だね
次巻は秋に刊行だそうです。
待ち遠しい((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ
作者様ありがとうございますm(_ _)m
９巻まで。