僕と彼女と、どっちを信じるわけ！？
㉜
隼人くん、中学２年生。
二葉くん、大学１年生。
さて、『先生』はどっちでしょう
ワタシも騙されました(^.^;。
地方から上京したばかりの大学生、
純朴で天然ボケな二葉くん。
ある日、ポツネンと独り
公園でミステリ小説を読んでいるところを
隼人くん（中２）にナンパされ、
彼の家庭教師になることに。
ところがこの隼人くん、
スーパー金持ちの坊ちゃん＆超
美少年で、
美少年で、しかも『家庭教師』なんて全く不要な優等生。
ではナゼ、平凡＆田舎者な二葉くんを
家庭教師にーーー？というスタートを経て、
２人のデコボコカップルコンビは
ご町内で起こる不思議な『謎』を次々と
解いていくのでした。
・・・・・いや、BLでは無いです（笑）。
ただ、個人的にはミステリ小説というよりも
２人のちょっとズレた男子たちが交わす
会話や行動がおもしろかったです。
ええトコのお坊ちゃんなのに
ミョーに世間擦れしている隼人くんと、
エエ歳なのに、
いつまでも純粋少年みたいな二葉くん。
とは言え、彼にも『特殊能力』があって
隼人くんもそれなりに尊敬してる。
最初はギコチなかった関係も、
話を経るごとにエンリョがなくなっていくのも
また佳き佳きであります。
(≧∇≦)b。
日常に潜む犯罪への扉
万引き、盗撮、違法建築。そして巧妙な詐欺。
自分の身近にありそうで、
ちょっと寒気も感じるものの、
殺人やドロドロした恨みつらみも無いので
私のような推理小説ニガテ派でも
スイスイ飲めました
『小さなギャラリーがあるんですが、
一緒に絵を見ていきませんか？』なんて、
私も若い頃、イケメンに声かけられたけど、
アレは詐欺だったんだねやっぱり（笑）。
秒で逃げたけどね。
続編もあるようなので、
また目に留まったら読みたいと思います
隼人くんと二葉くん、
これから更に進展するのかしら。
だからそーゆーハナシではナイ(ヾﾉ･∀･`)。
ミステリつながり。
