【映画】マーガレット・サッチャー〜鉄の女の涙 | 好きなモノは好き!@ヘタレワーママ言いたい放題blog

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吉沢亮さんをこよなく愛しているヘタレワーママです。
好きな特撮やドラマ、本、歴史、日常生活etc,書いています♪
かなり年下な夫と、
ムスメ2人の4人家族で今日も猪突猛進(笑)。

戦わなかった日など

1日も無いわ。




U-NEXTで視聴スマホ
ずっとずっと見たかったので嬉しかった笑い




町の食料品店の娘が政治家を志す。
初めての選挙は落選した。

それは『若い上に未婚』だったからだ、
保守派の人々の票を得るためにも、
僕と結婚しようーーーと、

手を差し伸べてきたのは
これまた若き実業家、デニス・サッチャー氏。

しかし、


料理や育児や掃除だけじゃなく、
人生にはもっと大切なことがある。

私は食器を洗って一生を送りたくない。


サッチャー氏のプロポーズにそう返した
マーガレットさんも凄いけど、


だから君と結婚したいんだ。


と答えた氏もスゴいわ(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)


・・・・・とは言え、時代も時代。


今のワーママなどとは比べ物にならない、
『仕事と家庭の両立』に、

マーガレットさんもだけど、
ご家族も散々泣いただろうなあショボーン

小さい我が子が、


ママ、ママ、行かないで!


と追いすがる姿なんかもう涙涙(´;ω;`)あせる


イギリスまじかるクラウンイギリスまじかるクラウンイギリスまじかるクラウン

映画は、年老いて少し認知症になった
マーガレットさんの日常と、

猛々しかった頃の政治家〜英国史上初の
女性首相として国を引っ張っていた姿が
それぞれ描かれます。


老いたマーガレットさんは
亡き夫の幻影を見る。


時に優しく、
時にホラーなテイストを背負って現れる夫。


デニス、貴方は幸せだったの・・・?


と、実際には誰もいない壁に向かって
語りかける様が哀しかった。
きっとたくさんの『後悔』があっただろう。


しかし、『鉄の女』としての日々は
後悔してないんだろうな、と思いました。

やるしかなかったもんね。

『同志』だった政治家も言う。


党を変えたければ党を率い、
国を変えたければ国を率いろ。


女だろうと男だろうと関係ない。
しかし、そう背中を押してくれた同志は
突然のテロに斃れる。

彼女が率いようとする国はそういう国。
一歩も退けない。

失業、財政問題、教育。山積する問題。
そしてフォークランド紛争爆弾爆弾爆弾

首相、決断をびっくりマークびっくりマークと迫る軍部。
彼女の一言で何千と死者が出る。

それでも。

『一歩も退けない』。
退かなかった。ずっとずっと戦った。

そんな姿に『後悔』は合わない。
そう思いました。


・・・・・・・
サッチャー首相の功罪云々を語る気は
ありません。

ニュースで聞いたことしか知らないし、
わかったような口をキク気もない。

たまたま大学のときの英語講師(英国人)
サッチャーさん嫌いで、

彼女のいろんな悪口を言ってたことは
未だに覚えてますけれど、
だからどうした、という気も変わりません。


映画ですからそりゃ美化されてるでしょうが、
それでも充分、伝わるものがありました。
聞きかじりのニュースや悪口よりも。

ただ、今は、
おつかれさまでしたとだけ言いたい。

もはやひとつの『伝説』。
英国ある限りずっとその名は語り継がれる。

良い映画でした。
ありがとうございましたm(_ _)m