第7弾 丸岡いずみさん | 早稲田大学所沢キャンパス祭公式ブログ

早稲田大学所沢キャンパス祭公式ブログ

早稲田大学所沢キャンパス祭実行委員会のブログです。
公式HP→http://tokosai.net/
今年の所祭情報や様々なキャンパス内での企画なども行っているので、ぜひ見にきてください!!
早稲田大学の所沢キャンパスの特徴を押し出せる企画なども展開していきます。

 

 

 

image

 

 

第7弾は、フリーキャスターとしてご活躍されている人間科学学術院2008年修了 丸岡いずみさんです。

 

 

 

 

 

ー 自己紹介をお願いいたします。

 

 人間科学研究科卒業の丸岡いずみです。よろしくお願いします。

 

 

ー 関西大学卒業し、就職したあとで人間科学部学術院に入学したきっかけは何ですか。

 

 当時日本テレビにいた時、日本テレビでキャリアアップ研修というのものがありました。それは、日本テレビに何年か勤めている局員は、日本に限らず大学院に入学しようと思った時、人事にプレゼンし通ったら学費を援助してもらえるという制度でした。その制度を利用して入学しました。

 

 

ー なぜ早稲田大学の人間科学部を選んだのですか。

 

 ピンポイントで行きたいゼミが決まっていたからです。人間科学部の菅野純先生のゼミに入りたいと考えていました。引きこもりや不登校の子のことを長年取材していたので、菅野先生のことを知って研究室に興味を持ちました。

 

 

ー 二年間研究室で具体的に何を学ばれたのですか。

 

 引きこもりや不登校の子の心の内面の部分に対して社会がどのように関わっていけばいいかということを体系的に学びました。取材ではよく理解していても、実際に心理学的なものを持ち込んで接するということができませんでした。文学部出身で専門的なものは学べていなかったので。専門的な知識をつけ、さらに取材を発展させたいと思いました。

 

 

ー 二年間の学びが直接生きているということですか。

 

 そうですね。結局、私は日本テレビを退職しましたが、そのあとも取材をする中で生きた知識として役立ったなあと思って感謝しています。

 

 

ー 通学とお仕事は両立なされていたのですか。

 

 そうですね、はい。

 

 

ー 両立は大変でしたか。

 

 はい、かなり大変でした。ただその時、「真相報道バンキシャ」という番組を担当していて、放送日が日曜日だったので、だいたい月火とお休みが取れていた関係で、逆に平日の方が大学院の授業も取りやすかったです。月火にまとめて受講していました。

 

 

ー 両立相当大変でしたね。二年間所沢キャンパスに通われていたのですか。

 

 所沢にも通いましたが、東伏見キャンパスが一番多かったです。

 

 

ー どちらかというと東伏見キャンパスの方が記憶に残っていますか。

 

 そうですね、はい。所沢ももちろん通っていましたが、どちらかというと東伏見キャンパスの方が記憶に残っています。

 

 

ー そのような中お聞きして申し訳ございませんが、所沢キャンパスで好きだった場所などはありますか。

 

 所沢キャンパスは必ず駅からバスで通っていたのですが、その道のりは緑が多くて好きでした。仕事と勉強との両立で結構バタバタしていた中、バスに乗るだけで、その時間だけはホッとできるひとときでした。あとは食堂や購買とか。

 

 

ー 所沢キャンパスや大学院でお世話になった方はやはり菅野純先生ですか。

 

 そうですね、一番はやっぱり菅野純先生です。あとは佐々木先生とか。

 

 

ー 人間科学部の学生にメッセージがあればお願いします。

 

 私も実際の研修みたいなところでは学生と組ませていただいたのですが、ある高校に研修でいかせていただいた時、すごくみなさん積極的で、学ぶことも多くて、早稲田の学生さんは積極的だなとか行動力がある人が多いなと思いました。在学していらっしゃる方も、行動力がある学生さんでいてほしいなと思います。

 

 

ー ありがとうございます。最後に、30周年のお祝いの言葉をいただけますでしょうか。

 

 この度は本当に、30周年おめでとうございます。これも今までの先生方をはじめ、巣立っていった学生さんたちの積み重ねた苦労の上に、今の30周年があるのだと思います。皆さん人科の方々はいろいろなところで本当にご活躍していらっしゃるのだなと感じます。社会人でいる私も早稲田を卒業した後に、こんなところにも人科の先輩がいらっしゃるのだなと思いました。一番嬉しいのは、卒業したあともその関係性が長く続いていることです。例えば私が早稲田卒業してから結婚した時、結婚式はもちろん、結婚式の2次会とかもゼミの仲間が全員来てくださって、社会人として通ったのに、こんなに絆が深くいられるのだなって感動しました。他の学部でもあるかもしれませんが、人科ならではなのかもしれないなと思いました。この間も、菅野先生と一緒にシンポジウムもやらせていただいて、そのようにずっと早稲田コミュニティーというのが長く続いていくことが本当にありがたいなと思います。30年という区切りですけども、50年100年と人科がますます発展していって、良い人材を世の中にどんどん出せていけたらいいのかなって思っています。いつまでも人科のことを応援しています。

 

 

「人生大戯場」

 

 

 

 

                             

 

人間科学部への愛を感じるインタビューでした。

 

 

 

インタビューにお答え頂き誠にありがとうございました。

 

 

 

広報局1年 杉浦恭子