いろんなミュージシャンから提供された楽曲で構成された、
安藤裕子のアルバム「頂き物」収録曲は、
ほぼブログに書いたつもりでおりましたが、
「Last Eye」だけまだ書いていなかったみたいなので、
今回は「Last Eye」でございます。
作曲はTK from 凛として時雨、(私はあんまりよく知らない人なんだけど。)
作詞は安藤裕子自身の一曲。
その点、アルバム「頂き物」の中では、「共作」感のある一曲なのかな。
(もう一曲、同じパターンに大塚愛との
「Touch Me When The WORLD Ends」がある。)
ピアノの伴奏をメインにやがてストリングスが絡み、
大きく膨らんでいくアレンジ。
それでいて生々しさの残る手触りは、
録音という点でも、ポップでコンパクトな楽曲の並ぶアルバムの中、
やや独特だったり。
ライブでも聴いたことがあったんじゃないかな。
そのわりに、これまで記事を書かなかったのは、どうしてだっけ?
う~ん、先述の生々しさっていうのとつながるんですけど、
どこか、まだ「作っている途中」の一曲に感じられたのかな。
それで完成前に感想を書くような気がして、
躊躇したんだったような・・・。
まあ、何をもって完成かっていうのも、
結局、私の感覚次第の話なんですけど(う)。
ただ、そんな気分になるという点でも、
私には独特の一曲に思えるところになっていると。
「頂き物」収録曲のみならず、安藤裕子の作品全体で考えてもね。
「Last Eye」(2016)