ケニー・アロノフはドラマーですね。
スタジオ・ミュージシャンみたいですけど、
80年代、私がよく聴いていた音楽を今にして確認すると、
この人がドラムをたたいていたっていうのが多かったんですよね。
ジョン・クーガー・メレンキャンプが、まず、そうでしょ。
ブライアン・セッツァーのファースト・ソロにも参加していたり。
さらに、時が経ち、清志郎が逝去後に発売された、
80年代に録音された「BABY#1」にも、
この人の名前が。
(その名前を意識するに、私にはこの録音は大きかった。)
まあ、そのあたりの話は、以前も書いたところなんですけど、
そんなこんなで、私には、この人のドラムというのも、
80年代を象徴する音に思えるっていうね。
80年代にネガティヴな私にしては、珍しく「いい意味」で(笑)。
一方、ストーンズの作品にも参加しているとか(どれか不明)、
ディランの「UNDER THE RED SKY」とか、
当然ながら80年代に限ったドラマーではないんですけどね。
(スタジオミュージシャンって話ですし。)
他にも、長渕剛の曲にも参加している曲があるんだとか。
う~ん、でもそれは、私には80年代っぽく感じるところだったりして。
(そちらの録音は90年代なんだけどね。
でも、そんな日米の時間差もむしろ、リアルというか。)