相変わらず、80年代に対して、
ややネガティヴなことを書いております私。
安藤裕子のことを書く時もそうでしたね。
「80年代」を目の敵にしたようなことを書いていて(う)。
このところは、バスデの事を書くにしばしば。
いや、そもそも私も「80年代」の音楽すべてを
否定しているわけではないんですけどね。
確かに音楽を含む文化風俗トータルで言えばネガティヴですが、
とはいえ、私もリアルタイムだったわけだし、
当時から、ストレートなロック系は好きだったりしましたし。
THE BIRTHDAYに対しても、
そういった傾向を積極的に褒めづらいというのはあるものの、
(なので、ちょこちょこネガティブな言葉が混じる(う)。)
それをギター、ベース、ドラムだけの、
しかもアンサンブルの完成されたバンドでやっているというのは、
面白く感じていたりするし。
80年代の音楽の象徴のひとつはシンセだったりもしたわけで。
(それだけじゃないんだけど。)
それはそれで好奇心をくすぐるっていうのかな。
一方で、一周回って古いんだか新いんだか分からなくなったり、
それもコミで、つながる円の中に入っているように感じたりもしてね。
そもそも、その「つながり」を切り捨てる時代っていうのが、
「80年代」ですからね。
それとはちょっと別の感覚が湧くんですよね。※
※
リアルタイムでは、そんな「切り捨て」が楽しかったんだろうけどね。
それはそれで分かる気はするし、
私もいっしょになって楽しんでいたところ、
無きにしも非ず・・・かも(む)。
・・・って、時を経て、
今度はこっちが切り捨てられるほうになっているか(笑)。
(ほんとに時代は巡るもんだ。)