「THE DYNAMIC DUO」は、
ジャズ・ギタリストのウェス・モンゴメリーと、
オルガン奏者のジミー・スミスの共演盤です。
アレンジ・指揮としてオリバー・ネルソンの名前がクレジットされているとおり、
ビッグ・コンボの演奏とともに二人がソロを取るものや、
ベースレスの編成での録音もある一枚。
でも、タイトルから想像するような、
熱量の高い録音という感想でもなかったりするかも(む)。
どちらかというと、スマートに感じるというか。
う~ん、そこは、オリバー・ネルソンの存在が大きいということでいいのかな。
というか、オルガンにしろギターにしろ、
そもそも音色はどちらかといえばクールですからね。
ともあれそんなこんなで、私の場合、
本作は朝に聴くことの多い一枚になっています。
夜って感じのギラギラした感覚じゃなく、
むしろ、日曜日の朝、
少し家事を済ませて一服みたいな時間とかに合うように思えて。
(とりわけ、オルガンの音色は朝に合う気がする。)
その点、ジャケ写の方が、本作の印象とつながるような気も。
サンドイッチだかホットドッグだかに、
二人でかぶりついている写真なんですけど(笑)。
(どっぷりお酒の感じじゃないっていうね。)
「THE DYNAMIC DUO」(1966)
JIMMY SMITH(org)
WES MONTGOMERY(g)
GRADY TATE(ds)
RAY BARRETTO(conga)
OLIVER NELSON(arr,cond)
その他、コンボ参加のホーンあれこれ・・・(省略)。