SWEET HONEY BEE | モペッド で 1マイル

モペッド で 1マイル

浮かんでは消える。消えるようで消えない。日々の思いは頭の中で、音楽のように流れていく・・・ような気がします。好きな音楽のことを中心に、そんな思いをちらほらメモ書きしてみようかな・・・てな感じです。

これまでデューク・ピアソンのことは、

「素朴」に感じるピアノプレイのことだったり、

(作品によっては「クール」に感じるとか書いたっけ。)

作編曲家、プロデューサーとして有名な人みたいなことは、

ブログに書いたんだっけな。

 

(ハービー・ハンコックの「SPEAK LIKE A CHILD」も、

この人がプロデューサーなんだとか。)←これは最近、知った(う)。

 

で、今回書こうと思ったアルバム「SWEET HONEY BEE」は、

後者を代表する一枚ってことでいいのかな。

 

といっても、クレジットではプロデューサーは、

アルフレッド・ライオンなんだっけ(う)。

でも、それはブルーノートの作品なので、

そうなっているってだけなんだと思うんですけど。

 

(どうなんでしょ?)

 

ともあれ、何かのパンフレットの表写真みたいなジャケットもそうですし、

(写真の女性はピアソンの婚約者なんだそう。)

内容的にも、どこかヨーロッパ的というか、

シネ・ジャズとかの感覚に近いというか、

トータル、オシャレに感じる内容になっています。

 

この点、言い換えるならば、あんまり「黒」くないってことだったり。

ブラック・ミュージックぽいギラギラしたものが薄いんですよね。

でも、冒頭書いたピアニストとしての印象を考えても、

結局、それがデューク・ピアソンの特性ってことでいいのかなと。

 

本作も、三管のアンサンブルながら、

とりわけフルートを大きくフィーチャーしたアレンジは、

迫力というより爽やかさを感じる・・・なんて感想だったりするところ、

それもまたピアソンのセンスゆえなんだろうなとかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「SWEET HONEY BEE」(1966)

 

DUKE PEARSON(p)

FREDDIE HUBBRD(tp)

JOE HENDERSON(ts)

JAMES SPAULDING(as,fl)

RON CURTER(b)

MICKY ROCKER(ds)