私の「おいしい」は、あなたの「まずい」
昨年末に作ってなかなかおいしくできたぞと思っていた、柚子とりんごのジャム。
息子に「おいしくない」と言われました。
朝食にはヨーグルトにジャムをのせて食べるのが定番の息子。
やさしい母である私は、「ブラムリーアップルのジャム」と「柚子とりんごのジャム」を送ってあげたのです。
息子からの感想。
「ブラムリーアップルのジャムは、たいへんおいしくいただきました」
ふむふむ。いいじゃないの。
しかしその次の言葉。
「柚子とりんごのジャムは苦くて食べられない」
えええーー。そうなん。
ちょうど、小さいジャム瓶に入れて保存していた柚子とりんごのジャムを、知っている方にお会いするので、差し上げようと考えていたところでした。とても心配になったので、おすそ分けは急きょとりやめに。
もしかして、保存している間に、なんらかの化学的変異が起きて、まずくなったのだろうか?
これは自分で確認してみましょう。
パカッとジャム瓶を開栓しまして、味見してみました。
・・・
「おいしいじゃん」
「どこがおいしくないのか、わからん」
私にとっては、相変わらずおいしいジャムに思えました。
味覚には個人差がある
味覚は個人差が大きいので、私の「おいしい」が、隣の人の「まずい」だったりします。
よくよく考えると、自分の味覚だって変化していきます。
子どもの頃に食べられなかったものが、おいしく感じられるようになったり。
私の場合、ミョウガなんかがそうですね。いくらでも食べられます。
そういえば、ビールがぜんぜんおいしいと思えなかったのに、ドイツで飲んだビールがあまりにおいしくて、それ以来急にビールが好きになったり。
香辛料だとシナモンが苦手でしたが、今は平気です。
逆にお菓子の好みもかなり変わってきました。
昔はふわふわ系が好きでしたが、今はしっかり系が好みです。
ちょっと自分の味覚に自信が持てなくなったので、他の人にも柚子とリンゴのジャムの味見をしてもらおうと思っています。
いやー、「めっちゃまずい」と言われたら、どうしよう…笑
ちなみに息子のところにある柚子とりんごのジャムは、私が食べるのでとっておくようにと、強く言っておきました。
私にとっては「おいしい」ので。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!