フランス料理教室②南フランスの雰囲気を楽しみながら本物の味を知る
今年一番の楽しみとなっているフランス料理教室。ちょっとご報告が遅くなってしまいましたが、2回目のレッスンに行ってきました。
またまた出会ってしまった、おいしいフランス料理たちをご紹介します。
1回めのレッスンはこちらです。一生忘れないくらいおいしくて楽しかった。
初回のレッスンでは、興奮しすぎてキャーキャーしてしまいましたが、2回目はさすがに少し落ち着いた気持ちでレッスンを受けることができました。
いえ、正しく表現すると
キャーキャーとはしたなく声をあげていないだけであって、心の中はずっと最大限のキャーキャーをしていました。
まずは、小さいお菓子をいただきながら、今日のフランス料理のレクチャー。前回よりも、家で作りやすいメニューということで、期待に胸が高鳴ります。
ちなみに軽くつまんでいるお菓子も絶品なのです。特にパートゥ・ドゥ・フリュイ(下の段)は、やけどしそうなので家ではなかなか作りません。用意してくださっているのをみて「わーい」と、心の中で、いえ、口に出して小躍りしました。
カシスとパッション。そこらへんにあるような、ただ甘いのとは一線を画す、フルーティな香りと味。ゆっくりいただこうと思っていたのに、一気にいただいてしまいました。
さて、お菓子の話はさておき、フランス料理です。
とにかく先生の手際が美しく、むだがなく、そして丁寧なのです。お菓子をずっと教えていただいている先生なので、仕事の美しさは十分に理解しているのですが、料理の場面でも美しさはかわりません。
日々の自分の料理のことを頭に思いうかべると、適当さがただただ恥ずかしい。
燻製サーモンとアボカドのアスピック フランス料理教室②
とても手がこんでいて、涼しげな見た目の前菜です。ひとつひとつの材料が吟味されているからこそのお味。食べるのがもったいないーと言いながら、しっかりいただきました。
おいしい燻製サーモン、アボカドのムース、たっぷりのいくらなどが口の中でいっしょになると、もうたまりません。すべてをまとめてくれるアスピックジュレがおいしいのです。
アスピックジュレの材料が、手に入れづらいのが悩みどころです。
ちょっと手がかかるけど、作ってみたいな~。
ピカルディ風クレープ フランス料理教室②
とにかく、クレープ生地がもっちりとしていておいしい。このクレープを食べてしまうと、巷にあふれかえっているクレープは、いったい何なのだろう?と思ってしまうくらい、きちんとしたおいしさです。
ガルニチュールはたっぷりのポロネギとおいしいハム。手を抜いて、いまいちのハムで作ってしまうと、おいしさは半減します。加工肉はおいしいものとおいしくないものの差が激しい気がします。
ソースもおいしく、バゲットでしっかりぬぐって余すところなくいただきました。
皆さん考えは同じで、
食べ終わった後のお皿がつるつるとなんときれいなことよ。
実はここで、おなかがいい感じになってきました。ふつうのランチであれば、ここでデザートとなってもおかしくないボリュームです。前回もそうだったのですが・・・あはは。
プロヴァンス風豚の煮込み ヌイユ フランス料理教室②
トマトの香り高い豚の煮込み料理です。
野菜がたっぷりで豚肉がみえません。
実はこの料理、先生の本をみて、家で一度作ったことがありました。そのときもおいしいと思ったのですが、先生が作ってくださったのをいただいてみると、おいしさがちがうー。
きちんと教わることの大切さをあらためて感じました。
お野菜がたっぷりで、ソースも見た目ほど重くなく、意外とぺろりと食べられます。おなかいっぱい~と言いながら、またもやソースを余すところなくいただきましたとも。
ダイエットしていたんじゃないかーい。
デセール:オレンジゼリー フランス料理教室②
もちろん忘れてはいけないデセール。これまたそこらへんのオレンジゼリーとは、おいしさのレベルがちがうオレンジゼリーです。ただ単に、オレンジの果汁やオレンジジュースを固めた代物ではありません。
口に入れた瞬間、「はっ」とするような驚きの香りがひそんでいるのです。
食後にさっぱりと、いいデセールでした。
フランス料理教室での学び
「まずは正しい味を知ることが大切」と先生のお話。
確かに正しい味がわかっていないと、自分の味つけがどの地点にいるのか、わからないですよね。自分の好みにアレンジするにしても、なんにしても、まずは基盤となる味を知ることが第一歩となります。
正しい味をゆっくり味わうこの時間、なんてぜいたくなのだろうと思いながら、珠玉の料理の数々をいただきました。
今回教わった料理は、どれもわりと作りやすいメニューです。早く復習しなくっちゃー。
あー、おいしかったな~。これ以上ない幸せです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。