モーニングトン・クレセントで学ぶ英国菓子~チョコレートファッジケーキ
今年になって初めてのモーニングトン・クレセント英国菓子教室でのレッスン。ステイシー先生に教わったのは「チョコレートファッジケーキ」です。
ファッジは、バター、お砂糖、牛乳でできた、ほろほろしているようなキャンディのような、不思議な食感のイギリス定番のお菓子です。
今回はしっとり濃厚なココアのスポンジ生地に、チョコレートのファッジがたっぷりかかった、チョコレート好きにはたまらないケーキです。
モーニングトン・クレセント魔法学校 チョコレートファッジケーキのレッスン
さっそくレッスンです。今回はココア風味のスポンジ生地の作り方が独特でした。ステイシー先生のデモを見ていてびっくり。先生曰く「魔法を使って生地を作ります」と。
前日に、テレビで「ハリーポッター賢者の石」を放映していたことを思い出し、
いよいよモーニングトン・クレセントも魔法学校になったか・・・
と、頭をよぎりました。
そんなわけで、とある魔法をかけてスポンジ生地を作っていきます。魔法を上手にかけるには、手早く一気に生地を作っていかなければいけないという教えを授かりました。ステイシー先生に見守られながら、みんな一生懸命に生地を混ぜ合わせていきます。
ケーキにのせるチョコレートファッジを作っていきます。お鍋で材料を温めていると、教室がチョコレートのいい香りでいっぱいになりました。
焼きあがった濃厚なスポンジ生地に、濃厚なチョコレートファッジをたっぷりサンドして、さらに上にものっけていきます。
ステイシー先生が作ってくださったチョコレートファッジケーキです。
試食のケーキが大きくて、半分にして持ち帰りました。写真には写っていませんが、いただくときは生クリームを少したらしていただきました。
生クリームは泡立てません。そのまま垂らします。それがイギリスらしい食べ方です。
ステイシー先生「濃厚なので生クリームでさっぱりさせるのもいいです」と、おっしゃりながら「生クリームでさっぱりっておかしいですね」と、笑っておられました。でも、生クリームをそえると、なんだか少しさっぱりするような気がします。
わたしが作ったチョコレートファッジケーキを教室でパチリ。
家に持ち帰って開けたら、ケーキを箱にぶつけた形跡がありました。さらにケーキの上の段と下の段が、少しなだれを起こしてずれていました。チョコレートファッジが少しゆるくなった気配がありました。いや、もしかしたらもう大人のわたしが、無意識のうちに振り回して帰ったのかもしれません。
適当にごまかしながら写真を撮ってみました。
8等分に切りわけて、すぐにいただかない分は冷凍にしておきました。濃厚なので、少しずつ食べていきたいと思っています。
あ、このチョコレートファッジケーキ、食べる前に、ちょこっとレンジで温めると、チョコレートファッジがとろりとしておいしいのです。
ケーキをレンジで温めて食べるなんて、日本人にはない発想ですが、なかなかおもしろい食べ方ですよね。持ち帰ったケーキは、さっそく温めてとろりとしたチョコファッジ、そしてさっぱりさせるための生クリームをかけていただきました。
寒い寒い、今だからこそ最高においしい「チョコレートファッジケーキ」です。
今日のレッスンもとても楽しく、発見がたくさんありました。ステイシー先生、スタッフさん、ごいっしょした皆さま、ありがとうございました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!