ケーキの保存容器に逆立ちタッパーが大活躍!!
大切な人の誕生日やクリスマス、ふだんのティータイム。楽しむために作ったケーキの保存はどうされていますか?
クッキーやマドレーヌにフィナンシェ、小さな焼き菓子を作ったときは、保存容器や保存袋に悩むことは、あまりないかもしれません。しかし、ちょっと悩むのはホールケーキなどの大きめのケーキを作ったときの保存容器です。
ホールケーキをタッパーで保存するときの工夫
わたしはタッパーを逆さまにした状態でケーキを保存しています。タッパーのふたが底、本体をふたにするのです。本体の部分が、いわゆるケーキカバーの役割を果たしてくれます。
もちろん美しい形のケーキカバーも売られているので、そういった商品を利用するのもありです。ただ保存を目的とするのであれば、タッパーの活用は手軽で簡単にできる方法なので、ケーキをの保存には十分だと考えています。
タッパーだと、持ち運びにも便利なのです。特に個人のお菓子教室に行かれている方は、タッパーを持参することも多いのではないでしょうか。
さらにタッパーのふた(保存のときには底になる部分)の上には、100円ショップなどで売っている、うすーいカッティングシートを敷いています。カッティングシートは、タッパーの形にあわせて、はさみでチョキチョキ切っています。
下に敷いているのがカッティングシートです。丸くカットしています。
カッティングシートを敷いておくと、そのままタッパーのふたの上で(ここではケーキの底になっている部分)ケーキをカットすることもできます。カッティングシートを敷かない状態で切り分けると、タッパーに傷がついてしまうので、カッティングシートの活用はおすすめです。
しかも洗えば何回も使えます。
タッパーの上で切り分けたところ。
もちろんケーキの台紙をそのつどケーキの底に敷いてもいいのですけど、そのたびに捨てるのもなんだかね・・・と思ってしまうのです。
ちなみに、お菓子教室で持ち帰りの際にいただくケースも、何回かは使えそうなので、きれいに洗って活用しています。
これはステイシー先生 モーニングトンクレセントの、ケーキのお持ち帰り用です。
紙の箱でケーキを保存するのは避けたほうがいい理由
余談ですが、パティスリーで買ってきたケーキが入っているような紙の箱で、ずっと保存しておくのはあまりおすすめできません。買ってきたケーキは、わりとすぐに食べることが多いので、それほど問題はないかと思います。
が、
長い間、紙のケーキ箱に入れっぱなしにしておくと、ケーキの風味が確実におちていきます。
なぜだめなのか。理由は大きく2つです。
① 紙の箱はにおいを吸着しやすいので、冷蔵庫のにおいがうつりやすいです。ケーキのデリケートな香りが損なわることがあります。
② 紙の箱は通気性という点ではいいけれど、乾燥もしやすい。紙の箱にケーキを入れっぱなしにしておくと、スポンジがカサカサになったり、ケーキの表面がうっすらと乾いてしまうことがあります。
タッパーを逆さまにして保存する方法は、お菓子作りに本格的に取り組み始めた頃に、教えていただいたやり方です。今ではネットでもけっこう紹介されているので、ご存じの方も多いかもしれません。
タッパーを逆さまにして、ケーキを保存する作戦。もしよろしければ参考にしてみてくださいね。あ、ケーキによって高さのあるものもありますので、サイズの確認もお忘れなく!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!