お菓子のグレードをあげる洋酒①~最初にそろえたいおすすめ3選~ | とこかしこのお菓子作りの日々 ~お菓子教室開業にむけて~

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お菓子のグレードをあげる洋酒①~最初にそろえたいおすすめ3選~

 

 

お菓子を作っていると、洋酒がだんだん増えていきます。あらためて並べてみると、けっこうな量になっていることに気がつきました。

 

 

 

路頭に迷ったときには、バーでも開店できそうです。勉強しておこうかしら。

 

 

洋酒はお菓子の味に深みを加えてくれます。またお菓子の包みや箱をあけたときに、立ち上がってくる香りは、特にフランス菓子の醍醐味といってもいいのではないでしょうか。

 

 

話はそれますが、イギリスのお菓子は、立ち上がってくる香りが、洋酒というより、どちらかというとスパイス系の香りのイメージがあると思いませんか?

 

話を戻しましょう。

 

ずらりと並んだ洋酒を前にしまして、これからお菓子作りを始めたい、チャレンジしてみたいなというとき、まずそろえておくといいベスト3を選んでみました。

 

 

お菓子作りを始めるとき、最初にそろえたい洋酒おすすめ3選

 

 

お菓子作りで使いやすい、使う場面が多い洋酒を選んでみました。

 

①オレンジキュラソー

 

オレンジの皮を漬け込んで作ったリキュールです。アルコール度数は40度。

 

 

はなやかだけど、くせのない香りで万能選手のお酒です。スポンジ生地にうつシロップや、生クリームに加えるという使い方は定番中の定番です。

 

これからケーキ作りを始めたいというとき、最初に買うのに一番おすすめのお酒です。柑橘系はチョコレートと相性がいいので、チョコレート系のケーキにも風味づけに使えます。わたしはオレンジの漬け込みなどにも使います。

 

残念ながらわたしは持っていませんが、「コアントロー」や「グラン・マルニエ」が有名どころ。手に入りやすいです。作る工程が少しずつちがうので、風味も少しずつちがうようです。

 

 

➁キルシュ

 

さくらんぼの種と果肉を丸ごとつかったブランデーです。

 

いかにもドイツ風の絵柄が愛らしいタンネン・キルシュヴァッサーは、キルシュの代表選手といっていい。いろんな店舗で売られていて、350mlで2,500円~程度と、比較的手に入れやすい価格帯です。

 

左がタンネンです。

 

 

オレンジキュラソーとならんで、お菓子作りを始めたばかりの方でも、使いやすいお酒だと思います。スポンジ生地に打つシロップに加えてもいいし、クレームシャンティに軽い香りづけのために入れるのもありです。

 

サクランボのお酒というと甘いイメージがありますが、口に含むと意外と苦みをもちあわせています。

 

キルシュを使ったケーキとしては、キルシュトルテ(フランスではフォレノワールという)は外せないですね。チョコ系とも相性のいいお酒です。

 

 

③ラム酒

 

さとうきびのしぼり汁から作られる蒸留酒です。なんといっても深くコクのある香りが特徴的です。

 

マイヤーズラムはどこのお酒売り場でも目にすることができます。いちばん手に入れやすいラム酒ではないでしょうか。アルコール度数は40度。

 

左がマイヤーズラムです。

 

 

ラム酒は風味が強いので、繊細なスポンジ生地のシロップなどに使うのには向いていません。

たとえばチョコマーブルのパウンドケーキのシロップに使うなど、力強い焼き菓子に使うと威力を発揮します。

 

もちろんラム酒もチョコレートと相性よし。ラムレーズンを使ったボンボンなどは定番ですね。想像していると食べたくなります。

 

 

わたしはマイヤーズラムもいいのですが、ここ一番ではルゴル社のダークラムを愛用しています。ふくよかな香りをもっていて、手放せない銘柄のひとつです。(上の写真の右側の瓶です)
 

 

 

 

洋酒を買うときのコツ

 

 

アルコール度数の高い洋酒は、未開封であればずっと長く保存できるものです。

 

とはいうものの、いったん開けてしまうと、すぐにどうにかなるわけではありませんが、少しずつ風味が飛んでしまいます。

 

早めに使い切るのが望ましいです。

もっとも大きい瓶を買ってしまうと、なかなかいっぺんには使い切れません。

 

小さめの小瓶で売られている洋酒がたくさんあるので、お菓子をつくる頻度と相談しながら、買い求めるサイズを決めたほうがいいと思います。

 

小瓶を並べるとかわいらしい。

 

洋酒のお話は、まだ続けたいと思います。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!