2023年世界のクリスマスのお菓子たち
いよいよ今度の日曜日はクリスマス・イブですね。この週末は、クリスマスを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
今年のクリスマスケーキは、ラグジュアリー、萌え断、サムネ映え、などの傾向があるのだとか。皆さまは、どんなケーキをご用意されるのでしょう。
ワタクシはといいますと、今年は11月ころから、クリスマス気分になって、あれやこれやとお菓子を作りました。ブログでもその都度、ご紹介してきましたが、
せっかくなので、2023年に作った世界のクリスマスのお菓子をまとめておくことにしました。
英国クリスマスシーズンのおやつ、ミンスパイ
たくさんのドライフルーツやナッツ、スパイスで作ったミンスミートをたっぷり使ったクリスマスのお菓子です。
イギリスではいろいろなミンスミートが売られていて、食べ比べを楽しむことができるようですよ。わたしはもちろん手作りミンスミートをペストリー生地に入れて、楽しみながら作りました。
食べやすい大きさなので、クリスマスまでのすてきなおやつ。ついつい手が伸びてしまうお菓子です。
ミンスミートでイタリア・パネトーネ
ミンスミートをたくさん作ったので、ちょっと試してみたくなったのがパネトーネ。
あ、パネトーネ種は使っていないので「なんちゃってパネトーネ」です。パネトーネといえばイタリア。なのでイギリスとイタリアの融合です。
ブリオッシュのようなリッチな配合に、たっぷりのドライフルーツ(今年はミンスミート)です。
ドライフルーツは今でこそ、ふつうに食べられますが、昔はぜいたくなものであり、かつ日持ちする食べ物であり、クリスマスにふさわしく、心浮き立つ食べ物だったのでしょうね。
国を問わず、クリスマスのお菓子はドライフルーツの活躍場面が多いような印象をうけています。
ミンスミートのなんちゃってパネトーネ。これが意外とうまい具合にできあがりまして、おいしかったのです。
天使のショートブレッド
クリスマスといえば天使です。受胎告知として有名ですね。イギリスの代表的なお菓子、ショートブレッドを天使の形にして、クリスマス仕様にしてみました。
ふだんからよく食べるお菓子も、ちょっと形を変えただけで、クリスマスになるのですよね~。ウォーカーからも、もみの木やサンタクロースのショートブレッドが売られていました。
英国クリスマスの主役、クリスマス・プディング
イギリスでクリスマスのごちそうを楽しんだ後にいただく、クリスマス・プディング。
とっても濃厚なケーキなので、ごちそうのあとに食べるのは、けっこうたいへんなんだとか。そういうこともあって、イギリス人でも、いっぺんにたくさん食べることは、あまりないそうです。
クリスマス・プディングは、イギリスで食べたときにおいしさがまったくわからなかったのですが、ステイシー先生に教わったクリスマス・プディングが絶品でした。自分だけで作るとなると、ちょっとたいへんなのですよね。来年はどうしようか思案中(もう来年のクリスマスのことを考えている・・・)
クリスマス・ユール・ログ
フランスのビュッシュ・ド・ノエルのイギリス版です。切株が横についているのが特徴的です。
自分の作ったユールログのデコレーション写真がないので、ステイシー先生の見本です。
デコレーションをかなりラフに仕上げることができるのも、イギリスのケーキっぽい。濃厚なチョコアイシングがおいしくて、クリスマスでなくても、冬の間にまた作りたいケーキでした。
クリスマス・ユール・ログは、いろんなバージョンで楽しめそうなケーキです。
ドイツのクリスマスといえば、マンデル・シュトレン
今年はいろいろなクリスマス菓子を作ってしまったので、シュトレンは作らないつもりでした。でも、皆さんのブログを拝見していると、「作りましたー」というご報告がたくさんあって。やっぱり私も作りたーい。というわけで、
作ってしまいました。
マジパンはしっかり入るタイプです。
カットは作った翌日にしたいので、まだ真っ白いおくるみにくるまれたままです。シュトレンについては、またどこかのタイミングで、いろいろ書きたいなーと思っています。
クリスマスのある12月
クリスマスがあるせいでしょうか、12月はやっぱり大好きです。
師走ということで確かにせわしないこともあるのですが、それを上回るクリスマスの威力。寒い季節だからこそ、華やいだ街の雰囲気が引き立つのではないでしょうか。(日本の夏だと、クリスマスの華やぎがなんだか暑苦しいかもね)
クリスマスまであと数日。もう少しの間、クリスマスの空気を楽しみたいですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!