外人投資家に買われる225があれば、売られる225もあるように、外人投資家に買われる非225もあれば、売られる非225もある。外人の日本株全体の総額的な買い越し、売り越し記事だけでは判断できない。
簡単に言えば年初来高値の銘柄を買ってきているということだろう。
3月の高値をもろともせず、買い進まれた9509北海道電力をはじめとした電力。決算発表の4月26日まで、あと10営業日。それまで上がるか。ただPER3.6倍の北海道も、4月27日以降は今期予想では11倍となる。
ここからの戦略。昨年夏(秋)の高値を、今年2月あたりで抜けなかった(抜こうと買われもしなかった)銘柄に的をしぼったらどうか。公共株ならまず空運、電鉄にもそんな銘柄がいくつかある。
今週は週足GCV「陽転」から6958日本CMKを選んだ。
2月7日に「2024年3月通期の経常利益予想を32億から37億、配当も10円から11円に増額修正」(四季報予想は37億、11円だった)で上がった後、その2週間後には公募増資委発表で大幅安とは、投資家も遊ばれ過ぎ。それでも底値でピタリ留まっているのは(2か月も)、私の好きな底判断。
営業利益も2024年3月期30億から今2025年3月期50億に、売上営業利益率も上昇予想(四季報)。株価だって1年間じっとしてはいないだろう。
GC Hello Trend Masterではチャートの下に、GCVの折れ線グラフも配信されてくるのだが、当社が今の水準マイナス28%あたりまで下がったのは、過去には23年1月、22年6月…以来となる。その後の株価は…。ご自分でお調べください。
私の株式投資は、リスクの少ない銘柄選別をモットーにしている。株式投資は高値を買う投機ゲームではないのだ。私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(日本CMK4月12日終値、604円)