明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

 日経平均だけの話。この半年間のボックス圏の高値。強気は禁物、もはや金融相場ではないのだ。株の世界、そう甘くない。

 

 ちょっとばかりの原油高だと油断をしていたら、業種問わず大型株が反応してきた。大型株をこれだけ動かせるのは外人投資家(オイルマネー)だ。こうなったら企業ベースでのPERやPBR、為替や原油高デメリットもあまり考えない方がいい。「木を見ず、森を見よ(原油高、オイルマネーが株価を動かす)」だ。

 

 それでも慎重に、私は銀行・保険、空運、薬品がいいと思う。ここで紹介した日航やアステラスなど。小型グロース株でもいいが、12月17日号に書いたように利回り3.5%以上が望ましい。またはPBR0.3倍以下。

 

 利回り3.5%以上、PBR0.3倍以下に該当しなくて、以下にも紹介するが、近年のIPO銘柄だっていい。それでも意識してもらいたいのは、週足GCVでのマイナスカイ離のもの、つまりノーマークのもの、ということ。

 

 

 

 

 私は売り上げは気にしない。それより売り上げの上昇に比例して営業利益が比例して増えているか。つまり売り上げ営業利益率(の上昇)だ。それが儲かるビジネスをしているかの裏付けになる。外人投資家も四季報英字版を見て、まずそこに注目すると聞いた。四季報の予想でいいと思う。

 

 

 

 

 

 今週は週足GCV「陽転」の6526 ソシオネクスト。

 

 6月5,666円(分割修正値)の高値からの下げを見ると、株は怖いなあ、としみじみ思う。それでも他の半導体銘柄より有利なのは、上場してまだ1年3か月だということ。機関投資家や外人投資家にとっても、新鮮味があるのだ。

 

 彼らもポートフォリオに組み入れるか、悩んでいるかもしれない。彼らはひとたび買ったら20年も30年もホールドする。私ら個人投資家の短期売買での際に、売り圧力にならないことに感謝したい。

 

 普通の株がユニクロになれる確率は100分の1、1,000分の1だろう。ここが6146ディスコや8035東京エレクのようになれる確率は、普通の株の10倍、100倍くらいはあるぞ。

 

 私がいつも検討する週足GCV「陽転」上位25番目の銘柄は、25日移動平均線とのカイ離がほとんどマイナスだ。でもここの今はなぜか(大きく)プラス9%。何かある予感。

 

 

 

 

 

 私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(ソシオネクスト1月5日終値、2,659円)