ここから売られて追い証? それとも追い証で売られる? ありうるなあ。逆金融相場は基本的には下がる相場。6月以降225は下値を切り下げてきていたのだ。

 

 前回安値30,487円を割るならば、30,000円前後あたりか。

 

 「自分の手持ちの225以外のグロース株は大丈夫」 そういう時期もあったろう。でもどこかで”同調”するものだ。ポジティブに考えるのはけっこうだが、株の世界、そうは甘くないのだ。下がる時は一蓮托生(いちれんたくしょう)だ。

 

 再度外人投資家買いの神風が吹いたとしての話…。

 

 時代の変化とともに新しいビジネスが生まれる。投資家心理として、IT、DX、AIなどに注目、投資するのは個人、機関投資家問わず、当然な行動だと思う。昔からある老舗企業、ブルーチップ、01銘柄って、外人投資家からはちょっと敬遠されるんじゃないか。

 

 なぜなら過去に十分ポートフォリオに組み入れてあるから。今さらファナックやソニーを新規買い、ナンピン買いをするだろうか。逆に売りたいのではないか。

 

 それでも上がる01銘柄もあろう。低PBRの鉄鋼、銀行か。低PBRや高配当利回り株は強い。

 

 でも今のタイミングでいいかは別。安心して買うタイミングは、追い証の後の落ち付いたところだよ。今の銀行は「毛抜き天井」っぽい。こんなところで無理して買わなきゃいけないもの?

 

 最近年初来高値銘柄に顔を出した、ゆうちょ銀、かんぽ生命、日本郵政などは、上場してからはまだ年数が浅い。時価総額が大きにもかかわらず、まだ外人持ち株比率が低い。

 

 私が外人投資家で電気を選ぶなら、6785鈴木など新しい銘柄を選ぶ。塩漬けになって長期に持つようになるのを覚悟して、最初から配当のいいのを買うのはどうか。ま、今が業績のピークかもしれないが。

 

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 今週はGCV「陽転」登場の4543テルモとした。「電気が消えたらお化けが出る」で、半導体の次は薬品というのもある。業種別値上がりで医薬品がトップになっていた日もあった。

 

 10月4日の日経に「世界株 医薬、エネルギーのデフェンシブ株優位」もあった。私たち個人投資家の銘柄の好き嫌いを忘れて、世界の機関投資家の流れに従ってみるのもいいと思う。

 

 ここ2年だけのチャートなら時価の3,800円か3,500円割れあたりが底。まさかここでの買いが高値づかみにはなるまい。11月14日決算発表だが、今の株価低迷がマイナスのサプライズを示唆していないのを祈る。

 

 同じGCV「陽転」上位25位以内には4218ニチバンもあった。ここも医療器具だ。

 

 私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(テルモ10月20日終値、3,869円)