「日経平均6月2301円高」(日経)。私の時価株式資産は(評価益も含め)6月1か月間でちょうど30%増えた。これからの投資がむつかしい。

 

 分散投資で30%上がったが、今後15%になっても私は後悔しない、ああ、あそこで売っておいて、今改めて買えば…、なんてことは考えない。

 

 全株売却しても、じっとしてられなくて、今の様な難しい局面で少しずつでも買い始めたら同じだから。

 

 分散投資の大切さは、買う上昇期待の時だけではない。ホールドしている銘柄を売らないまでも、実は下降懸念の時にも大切なのだ。

 

 それよりも拙ブログで紹介した、不祥事銘柄や赤字からの浮上銘柄のスルガ銀行、KYB、JVCケンウッド、ミツバ、コシダカを持ち切れなかったことを後悔している。

 

 この2か月上がってきてたもの。皆さんがそういうものをお持ちだったら、外人投資家の買いに相乗りできた皆さんの相場観がよかったのだろう。

 

 投資歴42年、まだまだ経験の足りない私だが、この2か月間は運が良かったと思っている。株式投資には運も大切なのだ。

 

 私はここまできたら開き直って1年ホールドしてみる。地銀、グランピング、サーダリーの2022年IPO。どれも買って1年たってない。

 

 日本株の売買主体の6割は外人投資家。先週も書いたが、外人投資家が低PBRや高配当利回りを理由に日本株を買ってきている以上、そうそうすぐ売ってこないだろう、と読む。

 

 「業績のわずかな下方修正でも株価が大きく反応しやすくなる」(日経、浪岡宏氏)もありうる。その主体は外人投資家ではなく、目先筋の国内投資家かもしれない。

 

 外人投資家のそんな”わずかな”損くらいは、2年間で数倍化した海運株の”貯金”があるから平気、というのはだめか。

ユアマイスター

 

 

 今週は週足GCV「陽転」の7561ハークスレイ。PBR、配当利回りは私には合格。

 

 調整(下げや低迷期間)には値幅的な調整と日柄的な調整がある。とかく下げの値幅のみに目が行きがちだが、後者も大切だ。

 

 日柄的調整だが、天井から1か月、2か月の下げ期間くらいでの上昇始まりと、4~6月間の調整の後の上昇始まり。どちらに可能性があるだろうか。

 

 前者にかけるほど、この世界は甘くない。銘柄は星の数ほどある。後者をさがそう。もう”授業料”を払ってられない。それがリスク管理というものだ。

 

 当社は日柄的には前回高値が昨年12月で、6か月たっているのはいい。さらにここ1か月は630円くらいで「毎週の十字足で(いよいよ)底硬め」と思われる。


 私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(ハークスレイ 6月29日終値、637円)

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