大手商社やホンダ、ガスといった大型株が上がっている。これだけの大型株をこれだけ動かせるのは外人の買いだろう。総体的には売り越していても、個別的には買っている銘柄もあるのだろう。私ら個人投資家もそういうのに“便乗”させてもらって、へたに小型成長株さがしをしないのが正解だと思う。世の中、何が起こるかわからない。特に五輪後の中国でのバブル崩壊が心配だ。
「①日経平均採用銘柄、②大天井から何年も経っている、③PBR1倍割れ」のうち、2つ(以上)当てはまっているものが狙い目か。
と言いながら真っ反対の銘柄になってしまうが、今週は「注目」のオイシックス。ここの今期の当初の売上高や営業益、1株益の予想は、それぞれ1050億、50億、82.1円だった。ところが10日発表では1130億、35億、68.4円。売上営業利益率が下がる会社は私は本当は避けたい。これまでの成長株のイメージが崩れる感じ。
昨年秋の高値でのPER63倍(5,220/82.1円)は小売業としては高いと思われる数字、いい天井だった可能性がある。あそこで買ってはいけなかった。高値でシコリをつくってしまった。
それでも買うなら今かも。戻り売りだと思うが、ここから2割くらいはとれないか。実は小型株にはそんな銘柄が多い。
そういえばここは先月新物流センター移転のトラブルもあった。悪い時には悪い材料が重なるもんだが、買いの時はそんなもんだ。