マインドまで変える★表情筋トレーナーのTOKOです。
この度の災害でも、テレビなどで被災地や被災者の方々の様子を見ると
この猛暑の中頑張って後片付けをしておられる姿に 心打たれてしまいます。
福島の震災の時もそうでしたが、
テレビを見ながら共感して涙を流してしまうこともあり、
また今はボランティアの人達が頑張っている姿を見ていると、
ついつい口癖が
「被災地の人達はもっと大変なんだからこれくらいで暑いなんて文句言ったらだめだ」
になっているんですよね。
美味しい物を食べていても、ふと「被災地ではまともにご飯も食べられないのに、自分たちはこんなんでいいのか」
という考えがよぎってしまったり・・
これは一種の罪悪感といえるでしょうか。
そんな葛藤を抱えながら 被災していない人も「共感疲労」をしてしまうらしいということを
新聞でふと記事を見つけたので、ネットで調べてみました。
精神科医の香山リカさんが2011年に書かれた記事のリンクを張り付けておきます。
一部抜粋↓
被災地以外の人がもっとも大切なことは、
自分で自分を保つこと 自分のことを自分で支えること
それにより世の中の多くの資源が被災者へと繋がるので
それが最大の支援になる。
そのためには社会としてある行動を制限せずに
それぞれの人が無理なく過ごせるような状況が大切です。
災害はこれからも自分に起こらないとは限りません。
被災者もそうでない者にも メンタルのケアはとても重要な問題になるでしょう。
表情筋と心の繋がりという観点から言っても同じで、
大切な相手に笑顔が消えてしまった時に
相手を思い遣って同じように沈んだ表情で向き合うことが続くと
表情筋と心は繋がっているから、自分からも笑顔が消えてしまいます。
これも共感疲労だと言えるでしょう。
言葉を掛けなくても、人は表情で寄り添う事ができるはずです。
が、それは何も悲しく辛い顔だけではありません。
笑顔にもTPOに応じた様々な表現がある。
花で例えると3分咲き~満開まで・・
それが使い分け出来るのは
わたしたちが色んな経験を積んで大人になった今だからかも?
ですが、屈託ない子供たちの笑顔を思い浮かべてみてください。
こんな子供の生徒たちと
普段触れ合えているわたしは しんどいときもテンションが上がらないときも、
その笑顔に触れているだけで、毎日が元気に過ごせています。
難しいことを頭で色々と考えなくても、
ただ素直に笑っている姿はこんなにも人に
希望や生きる力を与えてくれるものなんですね。
こんな有り難い環境はないよね、
いつもいつもそう感謝しています。
自分で自分をいつも満たし、
子供のように素直な笑顔でいること、
もしかしたら、これが最高の寄り添いなのかもと思ったりするのです。