マインドまで変える★表情筋トレーナーのTOKOです。
そろそろ高校、大学受験本番になってきました。
我が家の子供たちはその時期を通り越しましたが、うちの英語教室の生徒たちはこれから。
また周りの知人のお子さんのこともなんだか気になるソワソワする季節です。
息子の話になりますが、息子は高校生の時に浪人しています。
高2の時に出会った担任の先生が息子の人生を変えたと言ってもいいくらいです。
色んな考え方がありますが、このS先生はなかなかの硬派で
「実力で一般入試を受けなさい、苦労は買ってでもイバラの道を進みなさい」
と生徒たちに言っておられたそうです。
息子はうざいな~とは思いつつ、いつの間にか先生の考え方に感化され、
推薦入試は出願しない、とある日言いました。
とうてい実力が及ばない学校を数校受けみごと散りました(苦笑)
そのとき同じような道を選んだ生徒が数名・・
みな浪人になりました。
でも、その子たちは私が知っている限り、その道を後悔していない。
苦労して浪人して再度挑戦して、
納得のいく進路を決めることが出来たようですよ。
息子も無事希望の道を進むことが出来ています。
誰と出会うか、何と出会うか、ってとっても大切なことなんですね。
そのときには自分の道は霧の中であっても、
何かを信じる気持ち・・
きっと自分を信じる気持ち
・・・があると乗り越えられるのかも。
そして、子供が信じた道を信じて見守ってあげることが出来る者の存在。
経済的に思うようにいかない場合もあると思います。
それはそれで、きっと悔しさがどこかに生かされると私は思う。
息子の周りにいる子達を見ていると、
なんて一生懸命に生きているのかしら?といつも心揺さぶられています。
様々な環境で、境遇で、だけれど、
与えられた場所で精いっぱい頑張っている姿を見られるのも
息子がそういう子達に出会えているからこそ。
本当に恵まれているな~と思うのです。
さて、そのときS先生のクラスでたまたま役員をさせていただいた保護者数名
なぜか今もずっと交流が続いています。
時々会っては先生と子供たちの話に花が咲くのです。
親も子も、同じ方向を向いていたことは幸せなことだったんですね。
春にはあちこちで子供たちの喜ぶ顔が見られますようにと願うばかりです。