さて、いよいよ学芸会を目前に控えたゆい。
・・・なにやら様子がおかしい・・・・。
それとな～く、聞いてみる。
ムッチー「ゆい～、なんか困った事でもあるの？？」
ゆい 「・・・ある・・・・・かも・・・」
ムッチー「・・・もしかして～学芸会の事？？」
ゆい 「・・・・うん・・・。」
ポツリポツリと話しだしたゆい。
たくさんいる葉っぱの役だが、一言ずつセリフがあるということ、
舞台の下の人もいるのに自分は舞台の上の目立つ真ん中らへんだということ・・・。
その話をしているゆいの目には
涙がたまっていた・・・。
去年の一年生のときは音楽会。
「みんな見に来て！」と張り切っていた。じじばばもいった。
ところが・・・・
生まれて初めてみるたくさんの父兄の数、そしてスポットライト・・・
またしても、魂はとんでいってしまったようだ。
去年はそれでもよかった。一人やらなくても足を引っ張らないからだ。
だけど、今年は違う、逃げる事はできない。
ひとりセリフが言えなければ、そこで劇がストップしてしまう。
すごいプレッシャーだ！！
学芸会の3週間ぐらい前から、ゆいはイライラしたり、メソメソしたり
（だからこのケンカ）
夜も眠れず、毎晩私が背中をマッサージしたり、足をさわさわしたりして寝かし付けていた。
（で、このピンチ）
私はゆいにアドバイスをしました。
とか
とかね。そしたら・・・
ゆい「だから緊張するんだ、パパとママが観てるから・・・。」
そ、そうなのか～(￣□￣；)
ムッチー「わかった、ゆいが嫌なら、観に行くのやめるよ。ホントは観たいけどね。
また、前の日にどうするか教えて・・・。」
そして前日、生徒だけの発表ではどうにかできたらしく、（詳しくは教えてもらえない）
どうにか私だけ観る権利をゲット！！
そして、その他にもこんな条件がだされた。
1、ビデオ撮影禁止。
2、ゆいに気付かれないように観ること。
3、帰ってから、学芸会についての話題は一切しないこと。
4、パパにも何も報告してはいけない。
5、ママの友達とも学芸会の話をしてはいけない。
以上です。
その晩もこうして寝かし付けました。
うなされてました・・・・。(ﾉ_-｡)
朝、「やっぱりこないで( ´艸｀)へへっ」と笑って学校にいきました。
一足遅れて私は体育館へ。
2年生は5番目の発表で、まずは1年生の発表をみました。
やはり一人ずつセリフがある。
・・・・あらっ、はじっこに泣いてる女の子がいる。かわいそうに・・・
と思っていたらさささっと先生に連れられて舞台の袖にひっこんだ。
ああああ・・・あの子リタイヤか？
そして先生がその子の立っててところの床を雑巾でふいていた・・・。
まさか・・・？？？(((( ;°Д°))))
それを見てしまった私のドキドキはさらに高まってきた！！
不安で、最近指しゃぶりまでし、しかも普段ノーミスのゆいがおねしょを2日連続でしたのだ。
ゆいの発表が始る前にすでに私のドキドキはマックス！！
ううっ、なんか気持ち悪くなって来た・・・・。(;°皿°)
私がこんなにドキドキなのに、今、ゆいはどんな気持ちで・・・・。
ああ、ついに次は2年生の発表だ・・・・。
バクバクバクバク・・・
（私が）
つづく！！
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