皆さん、夏の賞与はもらわれましたか?
毎年、思うのですが、1人当たりの平均が70万円とか80万円とかって発表されますが、そんなにもらうものなんですか?

今年も大手企業では、従業員1人当たりの平均が98万3112円と、去年より4%余り増加し、今の方法で調査を始めた1981年以降で最も高くなったのだそうです

コロナ感染拡大がピークを終え(最近、また、増え出しているのが気になりますが・・)、全国的な賃上げが進んでいる中の支給額増加ということなのでしょうけど、平均値なので、実際はもらえる人と、もらえない人の差は大きいのだろうなと思います

この企業をテーマとしているブログの回では、今、キーエンスについて触れてきていますが、この企業こそ、平均年収が2,200万円を超えていると言われている、トンデモ企業です

その財源は当然、お客様から頂いている売上になる訳ですから、どれだけの高付加価値を付加できるのかどうかがポイントになってくるのだろうなと思います

さて、現在、参考書とし、読み進めていっているのは、働きたい企業ランキングでも3位に入ったキーエンスにスポットを当てた『キーエンス解剖』(日経BP)になります

当参考書は、評価もかなり高い書籍のようですので、是非、隅々まで目を通して、これからの企業に必要なものは何なのかを知り得たいなと考えています

私のようなサラリーマンなら、複業で別途、稼ぐみたいなことができれば、収入的には増やすことができるのかもしれませんが・・

前回は、どこの企業でも悩んでいる給与や賞与とその評価制度について、キーエンスにおける考え方について、参考書の内容を元に書いていきました



例えば、その年の勤務先全体の目標時間単価を1時間7千円としたとします

個人別の担当先からの顧問料や決算料、ソフトレンタル料等を合計し、勤務時間で除して、1時間あたりの単価を出します

この時間単価が、7千円と比較してどうかという訳です

そう考えるとキーエンスの「時間チャージ」という概念と結構、近いところを取り入れいるのではと思います

キーエンスが特に優れているのは、この時間チャージの部分をうまく社員へ還元し「努力すれば報われる」という納得感を与えてることによって、社員の努力を引き出すことに成功していることではないでしょうか

また、社員が起こしている「行動」が、企業の「ミッション」や「パーパス」に沿っているからこそ、時間チャージが機能していると言えるのかもしれません

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!