「ミレニアム」

ミレニアム、千年紀とは、西暦を1000年単位で区切ったものを指します

その2000年も、早くも24年が経過しました
そりゃ、私も皆も年を取る訳です

そして、このブログも「2000回」の台に突入しました!!
毎日、それなりの内容を投稿するって、フルタイムでサラリーマンしながら実現するのは、本当、大変ですよ

今年は、投稿回数を減らすことも昨年末に考えたのですが、続けています

「継続は力なり」
と言いますが、自分にも読者にも為になっているのでしょうか?

「自分が思う自分だけが自分ではない」

今回の大河ドラマの中で使用された、この言葉は、今の自分にも刺さる言葉でした

まだ、もう少しは頑張れそうですが、3000回はなかなかハードルが高そうに感じています

第24回「忘れえぬ人」

997年
「ありのままを受け入れることができるのは自分だけだ。忘れえぬ人がいても良い。まるごと受け入れる」

こう、まひろに伝えた、この時の宣孝は意外と格好良かった

当然、まひろは悩んでいました
「自分が思う自分だけが自分ではない」
頭の中で言葉を繰り返します

そこに周明がやってきます
自分は宋人でもなければ日本人でもないと言います

そして「宋の国を見たいか?」と問うと「一緒に宋を行こう」と、まひろに言います
まひろは、一瞬、眉をひそめます
この時、既に違和感を感じていたのでしょう

その夜、道長には「自分(まひろ)がどう見えていたのだろうか?」と考えながら物思いに更けるのでした

京では、詮子が病で臥せっており、道長や倫子が心配そうに寄り添っていました
「伊周に殺される」と魘されています
道長は安倍晴明に祓わせるために呼ぶのですが、どことなく他人事のような素振りでした

一条天皇は、多くの大赦(ある範囲の罪に対し刑を許すこと)を行うことで、詮子の呪いが解けるのではないかと話します

結果、伊周、隆家らを赦し、京へ戻すことを道長に伝えます
この一件をよくよく振り返ってみると、最も得をした人物が浮かび上がってきます

道長は、その人物、斉信が上手であったことを明子に話しては、悔しがっていました

早速、隆家が京へ戻ってくるのですが、あまりにも早すぎると不可解そうにぼやいていたのが実資でした

隆家は、道長の元にお土産(しじみ)を持って会いにきていました
矢を放ったのは自分で、院を狙ったのではなく、御車を狙ったということを話します
相変わらず飄々としています

再び、シーンが越前に移ります
宋の言葉を教えてもらいながら、まひろと周明の間は近づいて・・いるように見えていたのですが、どうも周明が嘘をついていることに、まひろは気付いてしまいます

まひろが「自分を利用するために好いたふりをしている」と話すと、次の瞬間、周明は壷を地面に叩きつけて割り、その欠片で首もとを狙うと、道長に文を書くように脅されます

しかし、まひろは、断じて書かないと答えます
そして、気安く死ぬなどと言わないでも付け加えます

すると、周明は我に返り、宋は(まひろの)思い描いている(理想の)国ではない
そして、日本のことを見下していると話すのです

まひろの周明に対する淡い気持ちを、宋の言葉を書いた紙と一緒に蝋燭の火で燃やすかと思ったのですが、そうしませんでした

そこに乙丸が心配して様子を見に来ます
その乙丸に、まひろは「何故、妻を持たないのか」と問います

すると乙丸は自分は、まひろの母親を守ることができなかった、だから、一生をかけて、まひろを守らなければならないと考えていたことが分かります

まひろはこの言葉に驚きます
自分のことを思ってくれている人たち(宣孝だってそう)は案外、こんなにも近くにいたのだと・・
自分は何も分かっていないのだと・・

京では大赦のお蔭なのか晴明の祓いのお蔭なのか、詮子の体調がだいぶ戻っており、そこに一条天皇が訪れてきていました

一条天皇は自分が父親になったことを報告します
そして、姫を内親王としたい
定子に支援の手を差し伸べたい
と、自分の強い思いを詮子や道長に話します

詮子は道長に願いを叶えてあげるよう話すのですが、出家した定子を内裏に入れる訳にはいきません

それこそ人心は離れてしまうでしょう


そこで道長は藤原行成に良い方法がないかと相談していました
行成は内裏ではなく「職の御曹司」に入れってもらってはどうかと妙案を出します

この案に一条天皇は納得したのでしょう

職の御曹司に定子と娘が入ると、すぐに会いに行きます


近くにいた清少納言は2人の様子を見て感動していました

この後、一条天皇は毎日のように定子の元に通い続けます


そのため、公卿や女御たちの心は離れていきます

妙案も度が過ぎると効果は薄れるという訳です


越前のまひろの元に手紙が届きます
それは、サワが亡くなったという報せでした

手紙と一緒に詩が入っていました
サワがまひろから習って書いた詩です
何だか寂しくなった、まひろでした

翌日、為時に京に戻って宣孝の妻になるということ伝えると、為時は驚きすぎて腰を痛めます(笑)

道長と比較すると、宣孝との方が楽に過ごせるのではないか、と考えたと言うのです
為時としては、まひろが良いと思うのであれば反対する気はなさそうでした

周明の策略が失敗したことを知った朱は、宋と日本の交易の実現を為時に直接、交渉しにきます
それはある意味、脅しのようでした


そのことを京の道長に文で知らせると、それを聞いた一条天皇が越前で宋との交易を始めたら良いと話すのですが、道長は危ないと反論します


道長は宋の真の目的は貿易ではなく侵略だと考えていたようです

為時には、様子を見て時を稼げと文を送ります

同時期に宣孝からは早く戻って来いとの文が届いていました
まひろは、何だか嬉しそうの表情をしていました
何も起こらなければ良いですが・・

次回、安倍晴明の発言が気になります
憤怒の表情を見せるのは実資
まひろは宣孝の妻となることを決め、京へ戻ることなるようです

しかし、帰って来ない方が良かった??

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!