先日、長崎県と福島県が、ドローン特区に指定され、市街地等でもドローンを飛ばせるレベル4飛行が可能となります
現在、長崎県では特に離島の1つ、五島列島において、レベル3の飛行によって、日用品や医薬品の配送な行われています
レベル3の場合、飛ばせる地域が無人地帯に限定されているのに対し、レベル4では有人地帯で飛ばせるようになる点が大きな違いと言えます
これにより、ドローンを使って、市街地等での医薬品や日用品、食料品等の配送ができるようになる他、上空からの撮影、調査、イベントの演出なんかでも活用できるようになるのではないかということで期待が高まっています
ドローンを飛ばすには、一定の基準を満たした学校に通い資格を取得する必要がありますが、国家資格(一等ライセンス、二等ライセンス)も整備されていますので、活用することを考えている人は狙ってみる価値はあるでしょう
私も特区に指定された長崎県民として、今のうちに取得しておかないといけないかなと思ったりもしています
さて、本題に入ります
次にどのテーマの参考書にしようかと考えていましたが、言葉が独り歩きしている感じがする「DX(デジタルトランスフォーメーション)」について少し勉強してみようと思いました
私の勤務先でも、どのようにDXを進めていけば良いのかを検討している段階なのですが、本質がずれてしまうと、時間とお金ばかりを無駄に使ってしまいそうで恐い部分です
そこで、以前、当ブログでも一度紹介した『マンガでわかるDX』(SBクリエイティブ)を参考書に基本的なところを押さえるということを目的に読み進めていこうと考えています
前回は、DXを推進する上で、新しい技術に触れてみることが第一歩だということを書きました
DX推進を含み、職員が会社のために、仲間のために情報の共有、業務の効率化や改善を図ることは素晴らしいことです
だからこそ、職員への還元方法も考えておかないといけないも参考書には書かれています
一番、単純な方法としては、賃金やボーナス等の報酬による還元があります
ただ、行動経済学的に見ると、人は必ずしも形あるものによる見返りで動くとは限りません
そのプロセスの中でリスキリングやリカレント教育による職員のスキルアップが実現されれば、それを実務でより活かせる部署に異動させたり、希望するプロジェクトの参加を促すというのも還元の方法の1つになります
参考書の最後の章では、DX化、デジタル活用を行っていく中で、経営者、職員が今、この瞬間からできることが。3つずつ挙げられていますので、それを確認して終わりとします
★経営者側
・技術に明るい若者と話す
・プログラミングを体験してみる
・新しいデバイスに触る
日本の中小企業の経営者陣は承継がうまくいかず、高齢化が進んでいると言われています
だからと言って、自分はパソコンが苦手だから触らないみたいなことを言っていては、まず、デジタル化、DX化等、進むことはありません
経営者陣こそ、率先して触ってみるということを意識しないといけないのではないでしょうか?
★職員側
・データを集める
・デジタルツールを作る
・フィードバックをもらう
本を読んで、勉強して、資格を取った
これだけでは進展することがないのがデジタルやDXの分野です
アウトプットの方法として、実際にデジタルツールを作成してこそ、意味があると考えるべきでしょう
同時に使ってみた人や同じ任務を負う方々のフィードバックをもらっておきたいですね
UXが大事だとも言われていますからね
ということで、今回で『マンガでわかるDX』を参考書としたブログの回は終わりになります
いきなり大きな変化をもたらすということは、
大抵、難しいものです
それでも、経営者側、職員側、共に、このままでは駄目なんだ、変わっていかなければという意識を持ちことが大切なのどと思います
1歩ずつ、地道に前に進んでいくことさえ、恐れずに続けていけば、きっと、皆が望んでいる未来に近づいていくことができるのではないかも私は信じています