この不動産をテーマにしたブログの回の冒頭では、今、毎回のように実際に企画中のマイホームの話のことを取りあげています
ほぼほぼ、設計に盛り込んでもらいたい要望を伝え、最終的な見積もり額が出てきました
さらに申請していた住宅ローン(2ヶ所)の結果がおりてきました
そこで検討していかないといけない点が以下の通りです
・見積もり額が当初の金額より400万円程、多くなった
・第1候補の住宅ローンで、利率を0.1%上乗せしないと、希望のローン額(当初見積もり額とほぼ同額)に700万円足りないという状況になった
・第2候補の住宅ローンは、希望通りにローンが出る(団信も内容は同じ)が、ガンや3大疾病となった際の保障が第1希望のローンよりも縮小される(例えば、返済0→返済50%等)
・ペアローンのため、互いの利息と住宅ローン控除の有利不利を年数や持ち分により比較する必要が出てきた
・当初見積もり額を超えているため、何を残して、何を減らすかを再検討する必要が出てきた
なかなか頭を悩ます点、盛り沢山の状況となってきたのですが、その中でも何を減らすかというところで、建築士から提案を受けた内容の一部を紹介しておきます
・ベランダの庇の有無
・窓の有無
・手洗い器具のグレードダウン
・造作棚の有無
・床材や壁材の変更
・照明の変更
・キッチンやバスのグレードダウン
etc...
選択すれば一番減額できるのは、キッチンやバスのグレードダウンですが、それは、したくないのですやね・・
家造りとなると、このような悩みがたくさん出てきます
いろいろ調べたり、勉強しながら慎重に選択していかないと、後々、後悔することになりかねませんので、皆さんもご注意下さい
では、本題に入ります
前回までは、民泊Twitter No.1のぽんこつ鳩屋さん著『民泊1年生の教科書』(祥伝社)を参考書にして民泊を始める上でということを勉強していきました
今回から、参考書を変えまして『誰も教えてくれない家づくりのすべて2024』(新井聡さん、勝見紀子さん著、X-Knowledge)と『住まい大全』(平松明展さん著、KADOKAWA)の2冊にし、マイホームを建てる上でのポイント等をファイナンシャルプランナーの目線も加えて書いていきたいと考えています
冒頭にも書きましたが、実際に私たち夫婦がマイホームを建てている最中ですので、よりリアルで、為になる内容が書けるのではないかなと思っています
ところで私たちが今、進めているマイホーム計画は「注文住宅」の戸建てです
初回はこの「注文住宅」と「建売住宅」の違いに触れておきます
まず後者の建売住宅から触れますが、一言で言えば、「設計が事前に決まっている住宅」ということになります
土地と建物をセットに販売する形で、一般的には建物が完成した形で販売されることが多いですが、建築中にスタートする場合もあります
設計費用や建材の費用が抑えられることがメリットの1つであり、構造、性能、設備、間取り等を自由に選択できないことがデメリットの1つとなります
一方、前者の注文住宅は、予算や法令の範囲内であれば、構造、性能、設備、間取りの他、デザイン、外装、内装等、自由に選択できることがメリットの1つとなります
たはださは、一部のデザイン、仕様のみを選択するセミオーダー型の注文住宅(規格住宅)もあります
ということは、デメリットの1つとしては、総費用が大きくなるということになります
土地と建物を別々(建築条件付きを含む)に購入しますので、土地の購入金額をどれだけ安く抑えることができるかがキーポイントとなるでしょう
ちなみに私たちは仕事柄、大手ハウスメーカーさんと繋がりがあり、好条件の土地を市場に出る前に紹介してもらいました
もしかしたら、本当に良い土地の情報というのは、こうやって仕入れる必要があるのかもしれません
まとめると、最初の土地と建物の取得費用を抑えたいなら建売住宅、ある程度、予算が取れるなら注文住宅を選ぶというのが一般的な考え方となります
ただし、注文住宅の場合は、ある程度、高性能の住宅となることが多いので、光熱費やメンテナンスコストが抑えられる、かつ、もし売却したい時の価値は高めになります
長期的に見た時に、費用対効果が逆転する可能性があるということは頭に入れておきましょう