新NISAが開始して5ヶ月ちょっとが経過しました
相変わらず日経平均株価は好調なようで、投資ブームがさらに盛り上がってきている感があります
ただ、高すぎるような気もして、新たに追加で購入する判断が難しいなとも感じています
とりあえず、ソニーとソフトバンクが2024年10月1日に株式分割し、買いやすくなるので、このあたりは買い足しておくことを考えています
そういった中で4月6日号の週刊東洋経済では「株価4万円時代のお金超入門」というテーマで特集を組まれていました
私がその中で気になったのは世界的投資家のジム・ロジャーズ氏とAPU学長特命補佐の出口治明先生の記事です
ジム・ロジャーズ氏は以下の3点をポイントだと話されています
・知識とスキルを持つ人に(お金)が集まる
・ホットな情報(今、これに投資したら儲かるみたいな話)には耳を貸さない
・よく知っている対象(企業、知らないならインデックスファンド)だけに投資する
また、出口治明先生は以下の3点をポイントだと話されています
・財産3分法(財布、投資、預金)に沿ってお金を配分する
・なくなってもよいお金(3~6ヶ月の生活費を確保した上で)を投資へ回す
・経験でリスクを手なずける(投資にはお金への投資と自分への投資がある)
お二人が語っているポイントは非常に重要なところだと私も考えています
投資はギャンブルではありませんが、やり方によってはギャンブルに近いものに変わってしまいます
ギャンブルと言えば、大谷翔平選手の元専属通訳の方をイメージしてしまいますが、まさに悪い見本だと思いますので、そうはならないように肝に銘じておかないといけないのではないでしょうか?
さて、現在の参考書は、あのベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃とまで書かれている、お金に関する実践的なアドバイスが満載の『JUST KEEP BUYING』(ダイヤモンド社)を読み進めていっています
データサイエンティストの能力が今、求められていると言われる中、どのような考察がされているのか、FPとして見解を広めていきたいと考えています
前回は、黄金のルールの9つ目、リタイアで大切なのはお金だけではないという点を持論を踏まえ書いていきました
黄金のルール9つ目までが貯金の話だったのに対し、10個目からは投資の話になります
冒頭でジム・ロジャーズ氏や出口治明先生の言葉を書きましたが、私たちが投資をすべき理由とは何なのでしょうか?
参考書の中では以下の3つがあげられています
①老後に備えるため
老後に必要なお金は2000万円とか、最近では、この物価高騰が相まって、4000万円だとかいう話があります
ここで間違っていけないのは、老後に必要なお金は人によって異なるということです
リタイアして20年で2000万円必要という人もいれば、1000万円で事足りる人もいれば、1億円ないと足りないという人もいるという訳です
本来の投資の形を長期だとするならば、それは老後(リタイア後)のためだということは、間違いではないのではないかと思います
②インフレから資産を守るため
手元現金として持っているだけで1円の価値は下がり続けているため、損していることと同じである
このようなことを聞いたことがないでしょうか?
国内の政府が目標としている物価上昇率は年2%でした
だから、運用率2%以上でないと、実質的な価値が下がるということになり、昨今の低金利の預金だけでは補えないという現実が突きつけられてきました
その過程があっての、この急激な物価上昇です
誰もが投資をしないといけないと考えるのは不思議なことではないでしょう
③「人的資本」を「金融資本」に置き換えるため
参考書の中で人的資本とは自身の技能、知識、時間の価値と定義されています
これに対して金融資本とは時間と共に減少していく人的資本に変わり、富を生み出してくれるものなのだそうです
言い換えると、自分が働かなくなっても代わりにお金を生み出し続けてくれる資産のことを指すという訳です
一番身近な金融資産は公的年金や個人年金、iDeCoあたりではないでしょうか?
次に株式の配当や不動産の賃料とかがイメージできますが、何に投資すべきなのかは、次回、参考書を読み進めていき確認していきます
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!