↓先日、北九州は小倉を訪れた際に、紫川の上に立つ、常盤橋に立ち寄りました


現在の常盤橋は架け替えられたものですが、江戸時代初期から架設されている由緒ある橋ということになります

私が今、住んでいる長崎に伸びている長崎街道の起点は、この常盤橋ということになります

他にも中津街道、秋月街道、唐津街道、門司往還と合わせて、5つを「小倉の五街道」と呼んでおり、そのすべてが常盤橋に繋がっていることとなります


↓その橋の近くに伊能忠敬が九州の測量を始めた地点が分かる場所があります


伊能忠敬は、江戸時代の商人・天文学者・地理学者・測量家です

17年かけて全国を測量してまわり、精密な日本地図を作成していきます

本人が亡くなった後は、弟子たちが遺志を受け継いで『大日本沿海輿地全図』を完成させています

↓その伊能忠敬が測量を行っていたのは、200年以上前のこととなるのですが、残されている地図の正確さには、本当に驚きます



↓その伊能忠敬や長久保赤水の偉業をその目にしたいということであれば、近隣にある『ZENRINミュージアム』がオススメです


↓ミュージアム内は写真撮影禁止ですので、紹介できるのは、入口の写真だけですが、見応えありますし、小倉城を前に小倉の街並みが眺められる場所(ここだけ写真撮影可)があります



おまけでもらえる資料や、栞が、また、質が高いのですよね


是非、小倉を訪問した際には立ち寄ってみて下さい
久しぶりに伊能忠敬にスポットを当てた、映画『天地明察』を見直したくなりました

では、本編に戻りまして、現在、当テーマのブログの回では『1日1分 中村天風 人生のすべてをつくる思考』(著者は井上裕之さん、日青春出版)を参考書として読み進めていっています

私が気になった言葉をいくつか抜粋していきながら、自分なりの考えを踏まえて、まとめていきます

前回は、ネガティブな発言をしてとしても、すぐにポジティブな発言に変えることができる、中村天風さんオススメの文言を紹介しました


中村天風さんの言葉に以下のようなものがあります(『心を磨く』より)

「私は駄目だ」というような自己否定をしないこと


私が思うに自分自身が駄目だと感じるのは2つのパターンがあると思います


1つ目が参考書の中に書かれているように、誰か(他人)と比較し、優劣をつけてしまうというパターンです


この考え方は、以前、取りあげたことのあるアドラー心理学でいう、劣等コンプレックスそのものです


vol.1109「劣等コンプレックスと優越コンプレックス~カーネギー87」


自分は自分、他人は他人です

自分のことを信じて、前に進んでいけるよう、自身を肯定して下さい


私は恥ずかしながら、自己肯定感が低い方です

ただ、妻が全力、自分肯定派です

近くにそういう人がいるなら、パワーをもらうと良いです


もう1つが、勝ち負けの際に生じる「私は駄目だ」です


これは逆に自分にはもっと可能性があるはずなのにという、悔しさに近い感情による言葉であれば、むしろウェルカムなのではないかと考えています


どんな成功者でも、今まで山や谷を登り降りした経験がなく、壁にもぶち当たらず、順風満帆で今に至るなんて人はいないはずです


「駄目だ!」

という負のパワーを上手く性能的パワーに転換することが出来れば、それはそれで大きな地からとなります


ピンチや逆行はチャンスです

人は岐路に立つからこそ成長できるのです

 

 

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!