キャリアと言う言葉は何も人間に対するものだけではありません

ゴールデンウィーク中にアメリカのチャーチルダウンズ競馬場で開催されたGⅠレース、ケンタッキーダービー(3歳馬限定、ダート2,000m)に参戦したフォーエバーヤングとテーオーパスワードが好成績を残しました!

↓ゴール直前、3頭併せの真ん中を走っているのがハナ差+ハナ差の3着、フォーエバーヤングです


フォーエバーヤングは2歳でjpnⅠを制するとサウジ、UAEと遠征、見事に勝利し、今回のレースに参戦するという国内馬としては、異例のキャリアを重ねていっています

一方、5着のテーオーパスワードは、新馬戦、OPの伏龍Sと連勝して後、いきなり今回のアメリカ遠征を選択しています

「鉄は熱いうちに打て」とは言いますが、人も馬も若いうちに、より大きくて、広いステージを経験させるということは、重要なのかもしれません
(歳を取ったから成長が止まるという意味合いではありません)


昔は決まったキャリアのレールがあって、それに沿うことで安定を得ることができると言われていました

実際、私も良い学校に行って、公務員になって、家庭とマイホームを持ってみたいな感じで祖母から教えを受けてきました

しかし、これからの時代、キャリアの積み重ね方に「型」は無いのだと思います

自由に選択できるから難しいのですが、その分、可能性の幅は広がったのではないでしょうか?

さて、本題に戻ります
現在、参考書として読み進めていっているのは、八木仁平さん著書の『世界一やさしい「才能」の見つけ方』(KADOKAWA)になります

八木さんの著書は前作の『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(KADOKAWA)がベストセラーになり、注目を集めました

才能って聞くとイチロー選手や大谷翔平選手、藤井聡太さん等、本当に天才の領域の方の話で一般人には関係ないと思いがちです

しかし、そうではないようなのですよね

前回は、才能を活かすための技術、後編として短所をカバーする2つの技術について、参考書の内容を元にまとめていきました


参考書の中には、短所をカバーする技術をもう1つ紹介しています


それが人頼り法というものです


これは簡単に言うと、自分が苦手なこととか、自分でなくても良いことを他人に頼むことです


つまり、基本的に短所を克服しないという選択肢です


以前、紹介したことがありますが、今、売れている書籍『任せるコツ』(山本渉さん著)にあるように「任せる」というニュアンスに似ているかもしれません


 

確かに短所を改善、克服するのは、長所を伸ばすより何倍も難しいと言われていますので、妥当な選択なのかもしれません


では、人に頼めるようになるためには、どのような点を頭に入れておけば良いのでしょうか?


参考書の中では、以下の3点があげられています


・自分の存在価値を認識すること

・自分が嫌なことをやりたい人がいることに気づくこと

・人は頼られると嬉しいことに気づくこと


2つ目と3つ目は何となく分かりますし、実行しやすいです


問題は、1つ目です

手放すと自分の存在価値がなくなる

こう考えてしまうのは分からなくもないです


自己肯定感が低い方こそ、この考えの螺旋階段に陥りがちです


何かを得るためには、手放すものも必要という思考に変わる必要があります


また、長所を活かせるようになっていること、これが前提になります


長所と短所はコインの裏表です

短所を全て消すことはできません

しかし、長所を活かせるようになれば、短所が見えなくなってきます


人に物事を頼めるようになったら、今までとは異なる新しい世界が待っているはずです

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!