こういう経営者の方っていませんか?

いざ業務改善だ!時短だ!DXだ!
と、やたら声はあげるのですが、何を目下のゴールとして、どう取り組んでいくのかと聞かれると具体性が乏しい方

最新の情報を集めるのは良いのだけれど、プロジェクトを社員に、ほぽ丸投げするものだから、余計に仕事を増やしてしまう方

社内で改善策を考えるのが難しいとか、協力体制がとらないと、すぐにアウトソーシングしてしまう方

業務改善や時短、DXに取り組んでいくためには、まず、経営者=トップのビジョンが明確になっていないと、混乱を招いてしまうことになります


そこで、一読をお勧めするのが小柳はじめさんの著書『鬼時短』(東洋経済)です


1ヶ月で10万時間削減の全手法を公開とのことで、気になる内容となっています
今までの時短本とは、少し視点が異なっていると思いますので、是非、手に取って読んでみて下さい

 

個人的には巻末の「ジョン・P・コッターの変革の8段階」の考え方が興味深かったです


さて、本題に入ります
次にどのテーマの参考書にしようかと考えていましたが、言葉が独り歩きしている感じがする「DX(デジタルトランスフォーメーション)」について少し勉強してみようと思いました

私の勤務先でも、どのようにDXを進めていけば良いのかを検討している段階なのですが、本質がずれてしまうと、時間とお金ばかりを無駄に使ってしまいそうで恐い部分です

そこで、以前、当ブログでも一度紹介した『マンガでわかるDX』(SBクリエイティブ)を参考書に基本的なところを押さえるということを目的に読み進めていこうと考えています

前回は、ITやDX、情報系の資格は、あくまで持っている知識の基準であり、その分野で活動していく上で皆を引っ張っていくための資格に過ぎないということを書きました


ビジネス思考や実行力に強いだけではダメですし、デジタル思考に寄りすぎていてはダメです

自身で両方の思考をバランス良く持つのが難しいのであれば、チームメンバーとして補う合う道を模索する必要があるでしょう


ネット環境に繋いでいる限り、どのような対策を取ったとしても、情報流出のリスクを100%抑えるの不可能だと言われています

昨今では、LINEヤフーの事故が話題にあがっています
大手でも対策を万全にするのは難しいということでしょう

また、何かと便利なChatGPT、使えるプロンプトを知っているか、知らないかとでは大きな違いが出てくると言われています

プロンプトは、『ゼロから始めるChatGPT ずるい仕事術』(宝島社)がよくまとまっていて、初心者にやさしいと感じましたので参考にしてみて下さい

 

そのChatGPTですが、個人情報や固有名詞を入力するのは、まだ危険度が高いと言われています


社内で使う場合は、個人に任せるのではなく、ちゃんと使い方を理解した方がルールを作成し、それを守らせるというこことが大切となるでしょう


さらに収集したデータの真偽はもちろんのこと、使えると思った内容が、実は著作権に触れるものだったなんてこともあり得るので、注意が必要です


私の回りでも○○について分かりやすい資料は無いだろうかと相談したところ、ITやプログラムに強い人が良い資料を見つけて、印刷してくれました


ここまでは良かったのですが、ネットで印刷できないよう対策がされている資料のガードを何らかの方法で外して印刷してきたらしいのです


何でも出来るということは凄いと思うのですが、どこか大切なところが抜け落ちていることもあります


情報漏洩や賠償問題を引き起こさないようにしながら、DXについて考えていきたいですね

 

 

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!