会社の役員(取締役等)に支給される給料のことを役員報酬と言います
昨今の新聞記事に、この役員報酬と社員の働きがい(=エンゲージメント)を連動させようという動きが出てきているという内容のものがありました
例えば、社員の働きがいをいくつかの指標や実績をもってスコア化し、その数値の上昇率や達成度合い等に連動し、役員報酬を上下させるといって感じです
賛否両論あると思いますが、私はこの制度、概ね賛成です
概ねと書いたのは、その基準がどのようになっているかが大事だと思ったからです
また、エンゲージメントを数値化することは、なかなか難しく、人的資本経営の開示に関わってくるとなれば、そこまで難易度を上げるのはどうかと企業側は考えることでしょう
また、エンゲージメントスコアと職員の満足度は完全には一致しないという点も注意です
こういうことを制度化することによって、企業にとっても、職員にとってもメリットとなる関係性が生まれてくると良いですね
さて、本題に戻ります
現在、参考書として読み進めていっているのは、八木仁平さん著書の『世界一やさしい「才能」の見つけ方』(KADOKAWA)になります
八木さんの著書は前作の『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(KADOKAWA)がベストセラーになり、注目を集めました
才能って聞くとイチロー選手や大谷翔平選手、藤井聡太さん等、本当に天才の領域の方の話で一般人には関係ないと思いがちです
しかし、そうではないようなのですよね
前回は、才能を活かす方法には2つあるという点について、参考書の内容を元にまとめていきました
それでは、もう少し長所と短所の扱いの部分を細かく見ていきます
長所を活かす技術は下記の通り、2つあるのだそうです
下記の①と②の大きな違いは、環境がそのままなのか、環境を変えるかどうかです
体調やメンタルに自信が無ければ①を、あるなら②(①でも可)を選択すると良いでしょう
①クラフト法
参考書には、仕事を天職につくり変える魔法の技術と書かれています
前提として、天職とは、与えられるものではなくて、自分で作るものという考え方によります
経営の神様とも呼ばれる松下電器(現パナソニック)の創業者、松下幸之助さんも似たようなことを書籍に書かれています
また、才能を活かすというのは、成功者の真似をすることでは成果を得られないようです
自分の才能だと思えるものを、目の前の事象(例えば仕事の目標や課題)どのように結びつけていけば良いかを自分なりに考えて、トライ&エラーを繰り返すことです
うまくいって、自分のモチベーションが上がるのであれば、長所を活かせていると考えて良いでしょう
②環境移動法
参考書には、長所が輝く環境を再現性をもって手に入れる技術と書かれています
これは参考書の中にある「才能4タイプ分類表」を確認して臨むのかわ良いようですので、気になる方は読んでみて下さい
要は、今の環境とは別の環境の中で、長所が活きやすい職種や役割を探し当てるということになります
1回では、見つからないことや、成果がなかなか出ないこともあるかもしれません
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!