皆さんは、戦国時代において、大出世を果たした武将と言えば、誰を思い浮かべますか?

何人か有名な武将がいると思いますが、私が一番手に思い付くのは豊臣秀吉です

信長の草履持ちから始まり、いつの間にか何千、何万もの兵士を束ねる武将に出世していきます

その信長自身もそうでしたが、お偉いさんや家臣団との交流の場としては、ちょっとした会食(宴会)を開催することがあり、それを任せられる武将は大きな責任を背負っていました

最近の若い人は、誘っても飲みに行かない
また、それは仕事の一環なのかを問う人がいます(残業手当の問題)

私もお酒を呑める方ではないので、そこまで積極的に宴に参加しないのですが、信長や秀吉も実はそんなに呑めなかったのではないかという説が有力です

ただ、宴会の意味は重視していて、作法や礼節を学び、参加した者たちが満足がいくようなおもてなしに心掛けていました

いつの時代も会食等を成功に導く人こそが、出世していくということで、今回、バイブルとして手元に置いておきたい本の紹介です

『ビジネス会食』(yuuuさん著、ダイヤモンド社)という書籍なのですが、これは凄いです

是非、一そういう役割を担うことがあれば、一読して臨んでみて下さい

さて、本題に戻ります
現在、参考書として読み進めていっているのは、八木仁平さん著書の『世界一やさしい「才能」の見つけ方』(KADOKAWA)になります

八木さんの著書は前作の『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(KADOKAWA)がベストセラーになり、注目を集めました

才能って聞くとイチロー選手や大谷翔平選手、藤井聡太さん等、本当に天才の領域の方の話で一般人には関係ないと思いがちです

しかし、そうではないようなのですよね

前回は、人並みの才能も組み合わせれば、突き抜けた才能に変わるといったことについて、参考書の内容を元にまとめていきました


この参考書は、「才能」に関する本ですが、大きく分けて3つのフローがあります

これまで読んできた部分では、才能を「見つける」方法が中心でした

今回からは、次の「活かす」ということに焦点を当てていきます

最後が「育てる」というところになりますが、どのような流れで、そこに繋がっていくのかを考えながら読み進めていきましょう

とは、言え才能を活かす技術はとてもシンプルで下記の2つしかないらしいです

・長所を活かす
・短所をカバーする

そんなの分かっているけど、当たり前すぎて活かすことができているのか、実感が無いよという方が多いと思います

正直、私もその1人です

そこで紹介されているのが「ヨットの法則」というものです

ヨットの帆が長所にあたり、ヨットの底のキズ(小さな穴)が短所にあたります

帆が大きいほど、風を受けて進んでいくことができるように、人は長所を活かしている時は、何事もスムーズに進み、一気に前進できます

一方、ヨットの底のキズは放置しておくと、中に水が入ってきて、最終的に沈むこととなりますが、短所も放置しておくと重大な問題を起こすことに繋がるというのです

では、どうすれば良いのかということですが、答えを書くとこうなります

「長所を活かしながら、短所をカバーする」

それで、ここでのポイントは、どちらに先に取り組むかということです

順番はこうです
①長所を活かす
②短所をカバーする

これは、キャリア開発の分野でも言われていることですが、短所を改善するより、長所を伸ばす方が明らかに大きな成果を期待できると言われています

その上で、長所と短所は裏表だということですので、短所をカバーできれば、それが長所に転換できるということも言えるのだと思います

職場で若手職員を見ていると、良いなと思う点と粗が目立つ点が交互に見え隠れします

その時は、まず、長所に視点をあててアプローチしていく方が、ポジティブな思考になってうまくいきやすいですね


話をする時なんかも初頭効果なんて言葉があるように、まずは良い点に目を向けると良いです

次回は、その長所を活かす技術について読み進めていきます 

 


ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!