Forbes JAPANの3月26日のネット記事を読んでいたら、下記のようなことが書かれていました

Google、コカ・コーラ、EY等、多くの企業で、従業員の幸福度向上を専門とするエグゼクティブレベルの役職を新設しているのだそうです

それが「CHO:Chief Happiness Officer」です

最高経営責任者が「CEO:Chief Executive Officer」ですから、何となく訳すことができますよね

日本語では、最高幸福責任者になります

その役割としては、いろいろあるのでしょうが、この人材不足の状況を鑑みると、職員の幸福度を一定値以上保ち、モチベーションやエンゲージメントの向上、コミュニケーションの円滑化、そして、退職率を下げて定着に繋げることが重要でしょう

幸福度を平準化、画一化することはできません各職員一人ひとりに寄り添って、幸福を追求することは、本人たちだけならず、企業にも良い効果をもたらすことになるでしょう

今後、この職員の幸福に対する考えが、どのように変化していくのか、楽しみです

前回までは、『フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか』(岩竹美加子氏、幻冬舎新書)を参考書にして読み進めてきました


次は岩竹さんの別の書籍にするか、別の書籍にするか悩んだのですが、たまたま、Amazonの日替わりセールでちょっと気になっていた書籍が出ていましたので、それにすることに決めました

ハーバード大学で研究を重ねてきた教授らが「人生を幸せにするのは何?」かをまとめた『グッド・ライフ』(辰巳出版)
その邦訳盤となります

どちらかと言えば、その幸福感をテーマとしたブログの回では北欧諸国の話が中心でしたので、また、違う視点で迫れるのではないかと期待しています

出版会社の名前が「辰巳」というのも、この辰年に何か不思議な縁を感じますね

しかし、そもそも幸せな人生の条件とは何か?
という問いに答えることが本当にできるのでしょうか?

ハーバード大学における研究データによると、真っ先に出てくる要素は「良い人間関係」のようで、その他「健康的な食生活」「運動習慣」「所得水準」等が出てくるようです

参考書の中では、人間関係の基本的性質を掘り下げ、教訓を日常生活に活かす方法を詳しく説明していくと書かれています

また、好奇心や注意力(気配りや配慮)が人間関係を改善し、幸福度を高める理由を掘り下げ、人間関係がもたらす人生最大の試練に対する戦略を提供していくという内容が個人的に気になっています

「幸せな人生は、今ここで、すぐに始められる」

の言葉は、私たちを勇気づけてくれます
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!