先日、NHKで放送された『ゲームゲノム』では、フィンランドのゲームディベロッパーであるコロッサル・オーダーが開発した『シティーズ・スカイライン』が取りあげられました

私はプレイしたことがなかったのですが、番組で紹介されているのを見て「いろいろな意味でリアル!」「面白そう」「プレイしてみたい」と感じました

どのようなゲームかと言うと、端的に書くと、シングルプレイの都市開発シミュレーションゲームです

※NHK、番組サイトより

『シムシティ』というゲームに似ているかもしれませんね

まずは、最も大事なのが、どう「道路」を設置していくのかという点なのだそうです
人体の器官で現せば、血管の役割を担います

凄いのが、時間の経過があるので、生活している数多くの住民たちが歳をとっていくのです

さらに、住民たちの幸福度メーターがあり、より個人に沿った政策を行っていかないと、プレイヤーの利益だけを求めていくと幸福度が下がるという点も興味深いポイントです

昨今、災害モードが搭載され、自然災害からいかにして住民を守っていくかという視点に立ってシミュレートできるところも素晴らしい試みですね

番組では、こうまとめて締めくくっています
「終わりなき幸福へのロードマップ」

幸福度を維持する、または、高めることに、終わりはないということなのではないでしょうか?

私も時間を取れれば、購入してプレイしてみたいと考えています 
switchやPSでもプレイできるようです
現在、参考書は『フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか』(岩竹美加子氏、幻冬舎新書)を読み進めていっています

前回は、日本も北欧のように変化し続けていかないといけないのではないかということを書いていきました



あとがきに、フィンランドの特徴がいくつか挙げられていますので、少し触れておきたいと思います

・高福祉高税金の国

日本がモデルとしている福祉国家であり、その充実を実現させているのは、高い税金があるからとも言われています

そもそも、人口が違いすぎるので、どこまでモデルにできるのかという点がありますが、今の日本において考えるならば、税金や社会保険料を上げれば済むという問題ではないような感じがします

・税金が何に使われているのが比較的明確で、不正な流用は稀

そう、今の日本では、この不明瞭な税金の使い方や、議員たちの税法を無視したような動き、これが改善されないと良くならないですよね

・老後の資金が無くとも、自分自身の時間を生き、自分らしく生きていける社会

日本では、2000万円問題というのが取りあげられた時期がありましたが、心配しないで良いような時代になると良いですよね

個人的なところで考えるならば、若い内から、ライフプランを作成し、予実管理をしていくことをおすすめします

自分での管理が難しければ、寄り添ってくれるファイナンシャルプランナーを探すことです

・市民が積極的に政治(選挙や議会)に参加する

日本では、若者たちが興味を持てるような仕組みが必要です

参加しても、意味がないと思わせないことです

・女性にはもちろん、より広範な市民と永住者に対して優しい国へ変化してきている

日本が世界に遅れをとっている分野だけに、力を入れて取り組んでいきたいところです

外国人を受け入れることで、人口減少に歯止めをきかせることも検討していかないといけないかもしれません

・国は、人々のウェルビーイングを第一に考えている

ウェルビーイングとは、誰かにとって本質的に価値のある状態、つまり、ある人にとってのウェルビーイングとは、その人にとって究極的に善い状態、その人の自己利益にかなうものを実現した状態である

と、Wikipediaにまとめられていました
多様性の社会、ギブアンドテイクの関係は、より1to1の内容が求められてくるということなのではないでしょうか?

ということで、今回で『フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか』を参考書として読み進める回は終わりになります


フィンランドに関しては、隣国がロシアということ(日本もある意味そうですが)で、昨今、NATOへの加入が決まりました


この影響が国民の心理的な部分にどのような影響を及ぼしていくのかが気がかりな部分ではあります


しかし、コロナ禍前に私たちが訪れた際は、本当に国民に笑顔が溢れて、ゆったりとした雰囲気で、豊かな自然にも触れられる素晴らしい国でした


また、近い内(外国旅行費高騰が落ち着いたら)に行きたいなと考えているので、変わらず幸福度、No.1の国であり続けて欲しいなと願っています 

 

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!