先週は、2つの最高値更新がありました

1つ目が日経平均株価です
終値39,098円は、実に34年ぶりの最高値となっています

34年前と言えば、バブル崩壊直前時期ということになりますので、もしかしたら、この後、同じようなことが起こるのでは?

という心配が出てきますが、今すぐ何かが起こるということはなさそうです

2つ目がアメリカのダウ平均の最高値更新です
こちらは、ここのところ最高値を更新し続けており、4万ドルに迫る勢いだと言います

これに対して、投資の神様と呼ばれる投資家のバフェット氏の言葉が新聞記事になっていましたが、それが下記です

「私が若い頃とは比べものにならないほど市場はカジノ的な振る舞いを見せる。カジノは多くの家庭に浸透し、人々を日々誘惑している」

カジノ的=ギャンブル的要素が強くなっていると読み取ったのですが、やはり、ちょっと高すぎるということなのではないでしょうか?

そうなってくると何を契機に、急落してくるのかということを、いつも頭に入れておくべきなのではないでしょうか?

プロ投資家たちのマネーゲームに巻き込まれて、折角、積み重ねてきた財産を投資初心者である私たちが失わないようにしないといけません

個別株を買うなら、その企業のことを詳細まで調べて、自分で納得のいく企業の株式を買う

ただし、投資とは長期、分散、積立が基本であることを忘れてはいけません

周りが投資、運用とか言っているから、自分もやってみましたといったように流されて始めないことです

投資や運用のことを自ら勉強しない方なら、「やらない」という選択肢があるということも頭のどこかに置いておきたいですね

さて、この企業というブログジャンルでは、企業経営者が著者として書かれている書籍を参考書にして、企業経営や人材育成のことを中心に勉強していっています

現在、参考書とし読み進めていっているのは、働きたい企業ランキングでも3位に入ったキーエンスにスポットを当てた『キーエンス解剖』(日経BP)になります

当参考書は、評価もかなり高い書籍のようですので、是非、隅々まで目を通して、これからの企業に必要なものは何なのかを知り得たいなと考えています

前回は、人材育成の基盤となる基礎力の鍛練とコミュニケーションについて、キーエンスの取り組みを見ながらまとめていきました


ちなみに日経新聞に34年で株価がどのくらい上昇したかというランキングが掲載されていました

キーエンスは、何と58倍!
ランキング8位ということですから、バブル崩壊後、企業の可能性を見出だして投資していて方は、凄いということになるでしょうね

しかし、現在、こう株価が高いと、お宝企業みたいなものを探す楽しみが減っているようで、寂しいみたいなことをプロ投資家の方が話しているのをテレビ番組で見ました

キーエンスのような成長を遂げる企業が、今の時代にあるのでしょうか?

その成長の源泉の1つになっているのが、営業マンの顧客取材力にあると言います

顧客取材力とは、顧客のニーズを探るだけに止まらず、ニーズの裏のニーズを探り出すことなのだそうです

普段、人が話している中から見つけることができるニーズは、大事なものです
しかし、それだけで終わってしまっていたら、勿体ないという訳です

参考書の中で書かれている例はこんな感じです

・表のニーズ
→タブレットが欲しい
→便利で使い勝手がいいものが欲しい

・裏のニーズ
なぜ、これが必要なのか?
これを導入してどんな成果を望んでいるのか?
を問うと出てくるのが・・
→営業効率を高めたい
→迅速に情報を共有しやすい環境をつくりたい

タブレットだけでなく、裏のニーズに応えるような提案ができれば、顧客満足度は高まるだろうし、当然、企業の売上や利益が更に上がるこたになる訳です

この考え方は、何も物売りや製造業だけでなく、サービス業でも応用できるのではないかと思います

ただ、訓練が要りそうですね
普段から相手が何を求めているのだろうということに気づいたら、その裏のニーズも考えるようにしてみると良いかもしれませんね

参考書の中では、ニーズカードのことに触れられていますが、今後わカードの表と裏を、表のニーズの裏のニーズに見立てて、私も訓練してみようかなと考えています
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!