今年も、気がつくともう2月後半ですね
仕事柄、この確定申告の時期は、通常の仕事にプラスで負担がかかってくる分、時間に追われているため、毎日があって無いような感覚に襲われます

↓そんな中、今年出版された本で最初に買ったのは、下の3冊でした


狙った訳ではないのですが、規格サイズが、丁度、大中小となりました(笑)

小サイズの本は、『プロデュースの基本』木崎賢治さんの新書ですね
最近の新聞広告でも大きく、出されていたと思います

音楽プロデュースの方の本を読むのは、初めてかもしれません

中サイズの本は、『文書術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた』、日経BPから出されている本で、これは物書きに励みたいという方は、必ず目を通しておきたい書籍ですね

これも狙った訳では、ないのですが、『プロデュースの基本』の帯とこの書籍のタイトルを見比べると「100」という数字が入っていました

「100」という数字は、ある意味、パワーワードだなと思います

そして、大サイズの本は『お金の基本 ゆる図鑑』平野敦士カールさん著書で、私は、仕事柄、お金に関する書籍は定期的に購入し、情報や知識をアップデートするよう意識しています

昨年は、電子書籍と合わせて80冊ぐらいビジネス本を買ってしまいましたが、今年は、どのくらいになるでしょうね

コロナの前と後で何となく、内容もだいぶ変わっているので、読むのが面白くはあります

読むスピードが早まるように、Kindleの読み聞かせの声(声優さんとか)を自由に変えられたらな~と感じている今日、この頃です

さて、昨年から引き続き、当テーマでは、中石和良さんの『サーキュラー・エコノミー』(ポプラ新書)を参考書に企業がやるべきSDGsの実践について考えていっています

前回は、人が生活する上で欠かせない「食」の分野について、世界を代表する企業の1つスターバックス等のサーキュラーエコノミーへの取り組みについて少し触れました



今回は、「衣」「食」と来ましたので、次は「住」の分野で、住む際に欠かせない家具の話になります

中石さんの著書では、スウェーデンから世界中に市場を持っている「IKEA(イケア)」や京都の老舗寝具メーカー「イワタ」のサーキュラーエコノミーへの取り組みについて書かれています

イケアに関しては、北欧好きの私としては、やはり家具の趣向が好きで、二拠点居住で福岡に行った際には、寄り道することがあります
(このコロナ禍で昨年ぐらいからは行けていませんが・・・)

家具に関しても、再生可能素材やリサイクル素材を使用することから始まり、パーツごとの交換を簡単に出来るようにしまり、使わなくなったからと言って廃棄するのではなく、イケアが買い取って修理し、アウトレット製品として、再販するなど、いろいろな取り組みがなされています

昨今は家具って、大抵が粗大ゴミになるので、普通に捨てることできず困っている家庭って多くないでしょうか?

この買い取り再販サービスが日本の企業にも広がれば、粗大ゴミの減少に繋がると思います

企業は一度成功すると、成功体験のビジネスモデルにしがみつき、固執しがちですが、イケアなんかは、むしろ変化させることを常に考えています

当ブログにて紹介した書籍『両利きの経営』は、その業界のトップランナーを走り続けていくための、必須の要件なのだと私は考えています

寝具なんかも、捨てる際には、粗大ゴミになる物が多いのが特徴の1つです
本当、この粗大ゴミを減らすというのは、日本の大きな課題だと思います

(捨てずらくすることも大事ですが、壊れたり使わなくなっても、粗大ゴミにならない商品作りはもっとすすめて良いはずです)

様々な部品で成り立っているため、実際に処分するのには、かなりの労力と時間を要するようです

焼却されるとCO2が排出されます
これは、ファッション業界に匹敵する程の、環境破壊を招いているのだとか

そうならないよう工夫しているのが創業190年を迎える京都のイワタという訳です

これからの顧客層は、環境への意識が高い世代に移行していきます

そうなると、商品自体も変えていかないといけない
サーキュラーエコノミーに移行すると、今まで以上にコストがかかるのではと素人の私なんかは思ってしまいますが、意外とそういうことばかりではないようです

費用対効果を考えるスパンも1年とかでなくて、もう少し長いスパンでとらえて、取り組んでいかないといけないのでしょうね

ではでは、今日も1日頑張っていきましょう!