お陰様で! | 播磨の甲斐遊記

播磨の甲斐遊記

 播磨の山間部で甲斐犬とともに自然を満喫しています。家族と楽しく梨栽培など色々なことを無理なく負担なく行っています。こんな環境に感謝しつつ、これからの歩みを遊記として綴っていきたいと思います。

皆様ご機嫌よう!
予想より早く行程が終了し、高知駅に向かい一人昼食。『炙り鰹寿司定食飲み物付き』を頂きました。まあ飲み物は私が勝手に付けたが、折角、来させて頂いた高知県です。一杯や二杯、自腹を切ってお金を落とさねば。申し訳がたちません。

さて奮発してグリーン車です。岡山までゆっくりくつろぎたい。一人がけ席でもあり只今から徒然なるままに更新していきたい。

この三日間。短い間では有りましたが、大変に考えさせられるもので身に沁みる思いです。かたや非常識な輩も沢山蔓延り、失望もしました。

我が家の菩提寺でもあります、高野山真言宗、『南無大師遍照金剛』の長老から講話を賜ったり、直木賞作家、山本一力氏の公演。滅多に経験出来ない内容でした。

そんな方々へ対しても敬意も表せない奴らの多いこと。身なりはジーパンにジャージ。頭には帽子を被りその成りで話を聞く。施しようのない部類でした。恥さらしです。

先方は我々の為に何を話そうか?と考えて来て下さっており、正装で在られるんです。なんで受ける身が、ジーパンにジャージなんだ?私は早く起き朝風呂へ入り、身を清め張り込んでベストまで着込んで背広で参加させて頂いた。なんでこんな普通なことが出来ないのか?

四国と言えば、お遍路。何遍も聞きましたよ!おもてなし、お接待。施しの違いに呆れ果てたのも事実ですが、私も人のふりみて我がふり直せ。教えられた通り生きて行きたい。三日間、見返りを求めないお接待を受け、気持ち良く帰路に付けたのは感謝の何ものでもありません。このお心、優しさをまた私も人様に施し繋げて行きたいと思います。

そして最後にもう一つ。強く感じた事。それは言葉についてです。どうも最近は言葉狩り(犬に安楽死を勧めたのは狩りとか言う犬舎です)と言うような風潮です。

今では差別用語と言われる、めくら、ちんば、おし、どもり、かたわ、乞食等、数多くあります。そしてセクハラだの!パワハラだのがついて来る。

ならどうして、言ったら駄目なのか?理由もキチンと教えているのだろうか?隣国をシナと呼べば、シナと言うたらあかん。差別やでと言うアホが居た。なら何故?シナと言ったらいけないの?の問いには答えられない。それに通ずるものを感じます。シナはシナで良いんです!

障害を持たれた方々に寄り添った事があるのか?理解はされているのでしょうか?私は多いに疑問に思いました。

実は私。公務では障害を持たれる方々と一緒に過ごしています。そして一緒に青空の下、農園に出て作業をし、様々な物を販売しています。しかしこれまで、障害者、利用者が作った物だとして認識し取り扱った事は1度もありません。

同じ人間が、働き頑張った成果が今、目の前にある商品だ。頑張る人の為にも私は、大根一本であろうとも粗末にはしない。

中には『高い』と言う方もある。そんな方はハッキリ申して買って貰わなくて良いんです。イオンでも何処ででもシナ韓国産、農薬まみれでも買えば良いのです。

物事の通り、理屈が分かって居ない。現場を見てみろ!新聞の相場を見てみろ!中央市場の卸価格を。こっちはそこまで調べて値段を決めているんだ。それが分かってから、能書きを言えと唸り飛ばしてやるんだ。

さすれば私を異常者の様に、押し売りの様に言うが、あんたらの方が間違っているんだよ!!であります。所詮、100円200円の世界じゃないか?この金を惜しんでいては駄目です。

もう少し踏み込めば、高いと言うのは、福祉、障害者が作った物だから安くて当たり前がある。その考えこそが障害者を見下し、差別していることなんだ。ずっと接してみろ!我々には出来ない、持ち合わせてない感覚があり、スゲーと思うことだらけだ。と私は強く思っている。

自立しろ自活しろと障害者には言い、働かず不正に生活保護を受けパチ屋通い。そんなクズがいて、障害があっても出来ることを見つけ働く障害者の方々の姿。それを知っているから私は、繰り返し不条理を訴えているんです。

購入した時に、満面の笑顔で有難うございましたと言って下さる、障害者の方々。近くにも法人の営むパン屋に喫茶店がある。あの溌剌とした笑顔に頑張る姿に接するだけで、自身も嬉しくなり力になる。それ普通のことだろう?

それが分からない奴らが、1番差別をしているんです。自己中心であり、私を田舎のボンボンだと誹謗中傷する奴も発生するのです。

この度の高知県。公務においても存分に勉強になりました。引き続き、私のスタイルは崩さずに行きたいと思います。

帰宅後は兎に角、犬舎へ。さわこちゃんらの仔犬を見たい!触りたい!明日は休みであるが有志による職員と造作作業。良い職場に同僚、この人生です。嬉しく思います。

有難うございます!