今日は最終日 | 播磨の甲斐遊記

播磨の甲斐遊記

 播磨の山間部で甲斐犬とともに自然を満喫しています。家族と楽しく梨栽培など色々なことを無理なく負担なく行っています。こんな環境に感謝しつつ、これからの歩みを遊記として綴っていきたいと思います。

皆様 おはようございます。
iPhone更新、3回目となります。今朝は通りすがりに見つけたレトロな喫茶店でモーニングを食べながら書き記しています。

またここへ入る前は、愛宕町で開かれている金曜市へ足を運び、地元の新鮮野菜などを見学しました。中でも興味を引いたのは新高梨です。私も生産者として色艶、サイズを手にとらせて頂き、試食もさせて頂きました。

少々、熟れ過ぎでわ?と感じたが食せばサッパリとした甘さが口に広がり癖になりそう。洋梨の様な香りも漂い良い感じです。来年からの収穫時期を遅らせて見ようかと考えましたが、朝夕の冷え込みの違いもあり、見極めが難しい所です。

そしてどう言うわけか、主と話が進みカボチャを買うようになりました。50円まけてくれて、一つ200円。形の変わったカボチャが今、鞄の中に入っています。

どうも有難う!
丁寧に挨拶をして別れたが、数分経たない内に現実が分かった。重たい!重たすぎる。失敗した。なんでこんなカボチャを買ったんだよ~。さっき土産や衣類など送ったばかりなのに。50円まけてもらったツケは余りにもデカ過ぎる。カボチャを入れて今日の行程に参加です。絶対、覗かれないようにしたい。

こんな所で一人旅を痛感するのです。いつもなら、誰か居てくれて、こっちですよ!あっちですよ!鞄持ちます!車来ました!などなど様々に世話をしてくれる。

ふと目にした所に立ち止まり、『ちょっと待って』と発すれば、はい。と待ってくれ、調べてくれたり対応してくれる友。面白い人が居れば、笑を共有出来る友。それがこの3日間は無し。

実に寂しく、いかに平生、私が迷惑をかけて居たがが分かった様な気がします。本当に気がするだけですが、申し訳なさと感謝の気持ちで一杯です。でもちと自立できた!やれば出来ると思います。荷物まで自分でまとめたんですから。まあまとめた所で力尽き、部屋までボーイに頼んで取りに来てもらい、送ってもらったんです。実に情けない。

今日はお遍路にちなんだ行程です。高野山の住職らのお話もあり、お接待について伺う予定です。しかし四国へ来て驚いた事がある。

頭に傘を被り、杖をつきお遍路スタイルの方々を見ない日がない。しかし昨日、道を歩いていたら後ろからチリンチリンとベルを鳴らされた。自転車と思い、避けたらビックリしたんです。

ご婦人がお遍路の帽子を被り、前カゴにニョキッと出た長い杖。足も草鞋でペダルをこいでいる。

いや~時代は変わったよ!あのババア~この野郎だな!チャリでお遍路だよ。と友がいればひと腐れ言っただろうな。そう思と笑えました。お遍路をママチャリで。愉快な光景でした。あの棒ではつり落としてやりたいよ。

また昨夜は最終日の夜で、お誘いを頂き宴が一つありました。高知の名物を二日も続けて頂きました。塩でよばれたカツオのたたきに芋焼酎、様々に海の幸を食せ感謝の一言でした。有難う御座いました。

さぁ時間も良くなりました。
それでは行って参ります!ご機嫌よう。