今、被災地はこうして輝こうとしている NO,52 | 笑顔とやる気の伝導師 鴇田くに奨学基金ビヨンドXプロジェクト早川学校のブログ

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「教育旅行」福島に来れ!県、呼び戻しへ本腰


福島県は福島第1原発事故で減った修学旅行や遠足の呼び戻しに本腰を入れる。原発事故と東日本大震災に遭った経験を生かして旅行企画を開発し、教諭や保護者、児童生徒に魅力と安全性をアピールする。



 津波被災地や原発事故の避難区域の住民が「語り部」となって被災体験を伝える。従来の観光スポットに加え、可能な範囲で被災地を見てもらう。複数の旅行会社に企画提案を募る。
 原発事故で福島行きを取りやめた首都圏や九州の学校に出向いて誘致する活動も続ける。県は2013年度当初予算案に関連費約7500万円を計上した。
 福島県への修学旅行などの宿泊者は原発事故前の09年度が約71万人、10年度が約67万人だったが、事故が起きた11年度は約13万人に激減した。特に全体の約2割を占めた東京都からの旅行は件数で83%、人数で91%減った。
 宮城県からも10年度が約3万8000人だったのに対し、11年度は約6100人に落ち込んだ。
 12年度は会津地方で回復の兆しが出ているが、放射能に対する学校や保護者の不安は根強い。
 福島県観光交流課は「日常を取り戻しつつある県の姿を見てもらい、旅行回復につなげたい」と話している。(河北新報・20130223日土曜日)