EUROPEスタジオアルバム全曲レビューの3回目、ときぺです。


2ndはこちら。




The Final Countdown



Vocals : Joey Tempest
Guitar : John Norum
Bass : John Leven
Keyboards : Mic Michaeli
Drums : Ian Haugland


1986年5月30日
Produced by Kevin Elson



01. The Final Countdown
02. Rock The Night
03. Carrie
04. Danger On The Track
05. Ninja
06. Cherokee
07. Time Has Come
08. Heart Of Stone
09. On The Loose
10. Love Chaser
-Bonus track-
11. The Final Countdown(Live)
12. Danger On The Track(Live)
13. Carrie(Live)


言わずとしれたEurope最大のヒットとなるThe Final Countdownの収録された3rdアルバム。
よりポップな曲調になりキラキラし始めるのはここからで、ある意味3rdがこのテイストだからこそあのThe Final Countdownが、浮かずに見事におさまっている。
#2や#6などライブで楽しめる曲も多い。
キーボード色が強くなるのもここから。
歌い方はだいぶこなれて一気に垢抜けた。
アートワークはやばい(ダs)

個人的好み:★★★

ポップさ :★★★★★

スルメ度 :★★★



  01. The Final Countdown


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


もう説明するまでもない、Europe最大のヒット曲。

プロレスの入場曲に使われたり、バラエティ番組で流れたりもするので、Europeを知らなくてもこの曲だけは知っているという人は多い。

一度聴いたら忘れられないイントロのインパクトは最強で、ギターソロがとにかくかっこいい。

ライブではアンコールのド定番で、みんなでジャンプする。

インタビューで「なぜ金星に?」と聞かれたJoeyが、「(venusとseen usの)韻を踏みたかったんだよ!」と答えてるのがすごい好き。


Europeって何?っていう人はまずこれをどうぞ。再生数11億回!



  02. Rock The Night


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


これもライブで盛り上がる定番の曲。本当楽しい。

うるさくない、きれいでスタイリッシュなEuropeらしいロック。



  03. Carrie


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest / M.Michaeli


Europe3大バラード(CarrieOpen Your HeartDreamer、あ、Tomorrowも入れたい.../個人の感想です)の1つ。

もうね、泣ける。

いわゆる失恋ソングなんだけれど、詞の意味がわからなくても、悲しさとか切なさとか嘆きが伝わってきて、でもどこかあたたかみがあるのはJoeyらしいというかEuropeらしいというか。

最後の《When lights go down...》で、1つの映画を見終わってThe End(筆記体でさらさら〜って出てくるやつ)とか出てきそうな、そんなストーリーを感じる。

John.Nがこの曲を嫌って、ライブでやるなら1人でやれと言われたJoeyがアコースティックver.で演奏していたけれど、近年ではフルバンドver.でやることも多く、嬉しい。



  04. Danger On The Track


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


何かが始まるワクワク感のあるイントロとキャッチーなサビメロで、程よくキラキラした楽しい曲。

ギターソロがかっこいい。

そればっかり言ってるけど本当かっこいい。


  05. Ninja


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


来日時に受けたインスピレーションによって作られた曲らしく、少々滑稽ではあるけれど、曲自体はかっこいい。

メンバー的には黒歴史なのかどうか気になる所だけど、来日公演でいつもやってくれるのは日本に対する特別感があって嬉しい。


  06. Cherokee


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


ライブで盛り上がる曲で、個人的にライブで聴きたい曲。

アメリカ先住民族の悲しい歴史【涙の旅路】をモチーフに歌っている曲で、ポップでありながら悲哀感じるメロディーと歌い方が特徴。

ギターソロからキーボードの流れも印象的。


  07. Time Has Come


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


透明感のあるきれいなロックバラード。

キラキラしていて、4th以降の方向性を示唆している。

メロディーの美しさは本当すばらしい。


  08. Heart Of Stone


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


ギターとキーボードの融合が魅力的な曲。

似た系統の#7〜#10の中で1番私好み。

ギターソロも好き。

《day after day〜》の所が悶えるくらい好き。


  09. On The Loose


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


ポップなんだけど、明るく楽しいカラッとしたポップさとは真逆の冷たい風が吹き続けているような雰囲気がEuropeらしい曲。


  10. Love Chaser


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


#9とほぼ同様の感想。

キラキラしてるけど湿ってるんだよ!(伝われ)

キャッチーなサビも弾きまくってるギターもわりと好き。


  日本盤ボーナストラック


(Live at London / 1987)

#11 The Final Countdown

#12 Danger On The Track

#13 Carrie







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