先日On Broken Wingsを聴きながらきんぴらごぼうを作っていたら、ギターソロ前のフィルインに合わせて思いっきり木べらを鍋に叩きつけてました、ときぺです。

だだっだっだっだっだっだっだだっのとこ。

ごぼうがリズミカルに舞ったわ...。


さて、

The Time Capsule 40 years

 Evening With Japan Tour 2024記念(正式名称長い!)ということで、通算11枚のスタジオアルバムレビューを書いてきました。


一気見はこちらからどうぞ。


番外編として11枚のスタジオアルバム収録曲以外の曲と新曲についても書きました。



  まとめる前に...


Europeのことを書き始めた当初、周りに知ってる人もほとんどいないし、「Europe 来日」とかでググっても全然盛り上がってないし、もうなんか頭の中からアウトプットしたくて独り言つぶやいてる感覚だったんですけど、ありがたいことにコメントくださる方がいたり、ほんのちょびっとだけどアクセス増えたりして、今さらEurope愛を語るのが恥ずかしくなってきましたプププー


とはいえ、来日公演目前!

今日も今日とて愛すべき推しを長々と語ります!

  とりあえず書いた感想


ボートラ、新曲、アウトテイクも含めて今回レビューを書いたトータル130曲!

レビューとはおこがましい小学生の作文レベルの感想ですが、私は一体Europeのどこにこんなに心惹かれるんだろう?という再確認の旅でした。

文章書くの好きなのに語彙が足りなくて表現できない!

「ぎゅいんぎゅいんする感じ」とか「うふあわああーって感じ」とか「背中にジワジワくる感じ」とか「両耳の中間地点(脳...?)がくすぐったい感じ」とか書きたかったけどきっと伝わらないのでなんとか一生懸命伝わるように書いたんですけど、難しかったです。

声フェチ(元声優オタク)なんで、声にビビっとくるのと、ギターの音にだいたいキュンキュンします。笑


突き詰めるとそもそもEuropeらしいって何だ?って話ですよ。

毎回作風変わるし、どこから聴き始めたかにもよるし、聴く人のイメージや思い出とリンクしていたりするので。


ギターはノーラム期とマルセロ期で全然違うけどそれぞれちゃんとEuropeになるのは、メロディーラインの美しさとJoeyの歌声かな、というのが私の感想です。Joey贔屓。笑


  出会いは偶然


IRON MAIDENをきっかけに80年代HR/HMにハマりはじめていわゆる有名どころをいろいろ聴きまくっていたころ。

欲しいCDのリスト作って年2回大量買いしてて、そのときEuropeはリストに無くて、たまたま置いてあったCDを見て

「EUROPEってすごい名前だな、黒地にロゴだけのジャケットもなんか潔いな、北欧メタルの始祖?、ベストならとりあえず間違いないかな」

そんなことを思って1982-2000を買ったのを今でも覚えてます。

そんな、何となーくで手にとったEuropeにドッカンドッカン夢中になって、でもまさかそれから20年近く経った今こんなことを書いてるとは思わなかった。


まあメイデンは別枠。もはや神。生ける伝説。

Europeも間違いなく大スターでスーパーヒーローなんだけど、ひれ伏す神じゃなくて、一緒に楽しみたい的な??

何言ってんのかわからなくなってきたぞ。笑


  40年もあれば変化していくわけで


アルバムによって作風が違いすぎるのでたびたび論争が起きるけど、私はどの時期も基本好きです。

そりゃあ好みはありますが、Amazonのレビューとか見ても、自分の大好きなアルバムをイマイチと評する人もいれば、自分的には印象薄いアルバムを大絶賛してる人もいて、素直に面白い。


80年代をリアルタイムで楽しみたかった悔しさはあるけれど、かの有名なThe Final Countdownすら全く知らなかったからこそ、何の先入観もなく純粋にEuropeのいろんな時代に入り込めたのかもしれないとも思う。

私はどっちかっていうと初めて聴いたIn The Future To Comeの方が衝撃が大きかった。

んでSeven Doors Hotel聴いてかっけー!ってなってトドメのDreamerでイチコロよ。笑


  結局完全にスルメ


再結成後のEuropeは日本でももっと評価されていいと思うんだけどな〜。

若い子はこういうの聴かないのかな〜。(オバサン発言)

一聴して「何か違う...?」って思っても何度か聴いたり、時間置いたりするとまた感想変わったりもするし、1番すごいのはけして色褪せない飽きさせないところだと思ってます。


実際私も、発売当初そんなにハマらなかった9thのBag Of Bonesの良さに気付いたのは実は去年。購入から10年経ってめちゃくちゃ好きになりました。

10年前の自分にはなぜかこの良さがそこまで理解できなかった。

Last Look At Edenほどビビっ!とは来なかったし、「かっこいいけどちょっと地味かな」っていうのが正直な感想だった気がする。

自分にこれを味わえる力がまだ足りなかった。


だけどそこは、まさに聴けば聴くほど味が出てくるスルメバンド(褒めてるよ!)

何度聴いても飽きない。エンドレスで聴ける。本当に飽きない。


  Europeの好きなとこ


というわけで11枚のスタジオアルバムについて書いて思ったのは、私はとにかくJoeyの作る曲と歌声が好きだ!(顔も好きだ!)

あとノーラム先生のギターが好きだ!

リフもソロも何でこんなに心惹かれるのか...ごりごりのディストーションも、クサいのも、泣きまくりなのも、キャッチーなのも、熱いのも、妥協のない感じも、ギター愛が溢れているところも良い。

あとワウがかっこいい!って思ったのはEuropeがはじめて。


そしてやっぱりメロディーが好き。

Europeのメロディーはとてもわかりやすくて、玄人向けでもなく、普段ロックや洋楽、さらに言えば音楽を聴かない人でも聴きやすい、聴く人を選ばないそんなメロディーが随所に散りばめられているなぁと感じます。


漂う哀愁、寒くて冷たい風の感じ、薄いブルーや深いグリーンを思わせる空気感、透明感、浮遊感。

そこにJoeyの声が暖かみをプラスして、何とも言えない世界観を生み出してる。

もちろん安定のリズム隊に、キーボードも欠かせない。

ドラムのIanは常に安定していてフィルインもわかりやすくノリやすい。

ベースのJohnは何気にすごいことしてる。ソングライティングがヘヴィーめなのもいい。

キーボードのMicは多才だし、Micがソングライティングに関わった曲はとても私好み。

ギターヒーローJohnはりんごほっぺ...じゃなくて、泣きに泣きまくるギターがたまらんです。

みんな大好き。

何よりライブが楽しい!

ファンじゃなくても楽しめるパワーがあると思います。


あとすごいマニアックな好みだけど、字余り的な歌詞の嵌め方が好き。

もう初期からずっと字余り調だから、Europeの特徴といっても差し支えないと思う。

あとJoeyの発音も好き。

しゃべってるときもきれいだけど、歌ってるときにきちんと略さず発音するところにぐっときます。

ライブで一部の単語を省略するとかじゃなくて、単語単位の発音の話ね。

Always Pretendersでいうところの、

Telling me theresのtheresのsとか、innocenceのceとかね、ちゃんと聞こえるとこ!(マニアック!)


  現在進行形のワクワク感


2017年のWalk The Earthからすでに6年以上経ちますが、2024年末〜2025年頭あたりに新作が出るということなので、またどんな曲たちに出会えるのか、もしかしたらまた全然スタイル変えてくるのかもしれないけれど、それはそれでワクワク。

撮影はすでに終わっているというドキュメンタリー映画もどういうふうに公開されるのか楽しみです。


好きな曲はありすぎて書けないし、順位もちょっとつけられないけど、進化し続けながら深みを増していく今のEuropeが大好きです。




以上、重めの愛でしたー!

恥ずかしっ